タイトルコード |
1000100106054 |
書誌種別 |
図書(児童) |
書名 |
池上彰の憲法入門 |
書名ヨミ |
イケガミ アキラ ノ ケンポウ ニュウモン |
叢書名 |
ちくまプリマー新書
|
叢書番号 |
204 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
池上 彰/著
|
著者名ヨミ |
イケガミ アキラ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
筑摩書房
|
出版年月 |
2013.10 |
本体価格 |
¥840 |
ISBN |
978-4-480-68906-1 |
ISBN |
4-480-68906-1 |
数量 |
220p |
大きさ |
18cm |
分類記号 |
323.14
|
件名 |
憲法-日本
|
学習件名 |
日本国憲法 ジョン・ロック 信教の自由 表現の自由 国民の義務 国会 内閣総理大臣 裁判所 地方自治 戦争の放棄 憲法改正 |
注記 |
「憲法はむずかしくない」(2005年刊)の改題,大幅に加筆 |
注記 |
もっと知りたい人のために:p196〜199 文献:p200〜202 |
内容紹介 |
改正したら、日本の未来はどうなる? 今こそ知っておくべき憲法のギモン点に、池上彰が答えます。憲法について、そして日本のあるべき姿について考えるための憲法入門決定版。巻末に日本国憲法全文を収録。 |
著者紹介 |
1950年長野県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。NHK社会部記者、報道局主幹を経て、フリージャーナリスト。東京工業大学リベラルアーツセンター教授。著書に「学び続ける力」など。 |
目次タイトル |
はじめに-憲法は実は身近なもの |
|
第1章 そもそも憲法ってなんだろう? |
|
憲法は国家権力をしばるもの ジョン・ロックの思想が背景にある |
|
第2章 日本国憲法はこうして生まれた |
|
戦争に負けて憲法を改正することになった 明治憲法と大差のない日本案が作られたが… 毎日新聞のスクープで流れが変わった 怒ったマッカーサーが示した三条件とは? アメリカ占領軍が九日間で憲法草案を作成した 日本の学者グループが発信した案も盛り込まれた アメリカ案を元に日本側が改正案を作り、徹夜の審議を経て… 憲法の要綱を発表-国民の反応は? 「国民の代表」を選ぶ選挙に女性も投票 国会が明治憲法の改正として決定した |
|
第3章 池上さんと、日本国憲法を読んでみよう(前半)-私たちの権利・義務編 |
|
戦争への反省から始まった 明治憲法とはどんなものだったのか 日本国憲法には何が書いてあるのか、全体構造を見てみよう 日本国憲法の選手宣誓、前文を読んでみよう 「私たちは平和を求める」高い理念をうたっている 天皇はどんな存在? 戦争を放棄した 国民には基本的人権がある 私たちの「幸せな人生」には憲法が密接に関係している 《誕生》生まれたとたんに保障される権利 《入学》学校生活をサポートする憲法 《就職》働く権利と、仕事を選ぶ自由 《結婚》今は当たり前の自由な結婚も… 《老後》年金制度の根拠も憲法にある 「信教の自由」と靖国問題 「表現の自由」のさまざまな形 働く形はさまざまでも「団結権」はある 国民の義務は、憲法を「守らせる」ためにある 公共の福祉に反するものはダメ 勝手に逮捕されない権利もある |
|
第4章 池上さんと、日本国憲法を読んでみよう(後半)-「国の組織」編 |
|
国会は最高機関だ 衆議院は参議院に優越する 国会議員から総理大臣が選ばれる 総理大臣の仕事とは? 裁判所には「違憲審査」の力がある 最高裁が下した「憲法違反」の判例 国の予算は国会で審議する 地方のことは、自分たちで決める 憲法の改正方法も定めてある 公務員は憲法を守る義務がある 守る(守らせる)努力をしなければ意味がない |
|
第5章 第九条が常に争点になってきた |
|
「兵隊も軍艦も持たない」と言ったはず 「自衛力」を持てるように憲法を修正した? 当初の政府は「自衛権も放棄」と説明していた なぜ「文民」条項が入っているのか? 朝鮮戦争でアメリカが方針転換した 軍隊ではない「警察予備隊」を作らせた? 「警察と呼びたい」というものだった 法律を作らずにこっそりと発足した 占領からの独立とともに、予備隊から保安隊へ ついに自衛隊になった 安保条約が前提になっている、米軍を補佐する組織 「戦力」? それとも「実力」? 防衛費を抑える基準もなくなった 「自衛隊は国際法上は軍隊」 「国民は戦力だと思っている」と小泉総理、「海外では軍隊」と安倍総理 「自衛のためなら核兵器も持てる」? 裁判所はどう判断したのか 自衛隊、海外へ 「集団的自衛権」は使えるか? 使えないか? |
|
第6章 今こそ考えたい、憲法改正は必要か? |
|
自衛隊はイラクへ行ったけど 自民党の「憲法改正草案」を読んでみよう 立憲主義を理解していない? 国際貢献したい自民党 日本の「国際貢献」への取り組みは湾岸危機から始まった 北朝鮮の行動が日本人を不安にした 尖閣諸島めぐり中国との関係も緊張 国会に憲法調査会が設置され、議論した 参議院は必要なのか? という論点 憲法を変える手続きがようやく決まった 第九六条先行改正で、ハードルを下げる? 憲法には変えられる部分と変えられない部分がある 憲法を変えるのか、自衛隊を変えるのか 「憲法改革」という方法もある あなたは、どう考える? 日本の未来を決めること |
|
おわりに-憲法を読んでみよう |
|
もっと知りたい人のために |
|
主要参考文献 |
|
日本国憲法 全文 |