タイトルコード |
1000100126674 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
建設公債の原則と財政赤字 |
書名ヨミ |
ケンセツ コウサイ ノ ゲンソク ト ザイセイ アカジ |
|
厳格な発行ルールと巨額財政赤字 |
叢書名 |
白鷗大学法政策研究所叢書
|
叢書番号 |
5 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
浅羽 隆史/著
|
著者名ヨミ |
アサバ タカシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
丸善プラネット
丸善出版(発売)
|
出版年月 |
2013.12 |
本体価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-86345-187-2 |
ISBN |
4-86345-187-2 |
数量 |
7,210p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
347.21
|
件名 |
公債-日本
公共事業
財政-日本
|
注記 |
文献:p201〜205 |
内容紹介 |
公債制度の中核である建設公債の原則を切り口として、公債発行制度やその理論的背景、財政運営の変遷などを分析。財政状況の悪化と、それが抑制できない理由を詳らかにする。また地方財政における建設公債の原則等にも触れる。 |
著者紹介 |
1965年東京都生まれ。富士総合研究所主任研究員(財政税制総括)などを経て、白鷗大学法学部教授。専攻は財政学。著書に「格差是正の地方財源論」などがある。 |
目次タイトル |
Ⅰ 日本の公債発行の全容 |
|
1 政府債務の全体像 2 公債発行の推移と残高 3 財政赤字の国際比較 |
|
Ⅱ 理論的背景 |
|
1 公債の負担転嫁論争における位置付け 2 負担受益一致論と歯止め論 3 ワグナーの公債論 |
|
Ⅲ 制度としての建設公債の原則 |
|
1 日本の現行制度 2 歴史的背景 3 財政法制定時における建設公債の原則の趣旨 4 戦後初の公債発行の時期における議論 5 現在における建設公債の原則の考え方 6 建設公債の原則の趣旨を支える諸制度 |
|
Ⅳ 負担受益一致論から見た建設公債の原則の運用に対する評価 |
|
1 想定される功罪と効用発揮の条件 2 発行対象が負担受益一致論の条件を満たしているか 3 公債発行が負担受益一致論の条件を満たしているか 4 償還が負担受益一致論の条件を満たしているか 5 まとめ |
|
Ⅴ 歯止め論から見た建設公債の原則運用の変遷 |
|
1 建設公債原則活用期(〜1983年度) 2 赤字公債発行ゼロ目標で弊害露呈(1983〜93年度) 3 建設公債の原則とサステナビリティの混在(1994〜98年度) 4 建設公債の原則の形骸化(1999年度〜) 5 建設公債の原則の罪(1980〜90年代) |
|
Ⅵ ドイツの建設公債の原則 |
|
1 問題の所在 2 公債発行ルール(2009年の第57次改正前) 3 建設公債の原則と収斂基準の関係 4 連邦財政運営と公債発行関連規定の推移 5 2009年改正以降の公債関連規定 6 建設公債の原則の評価 |
|
Ⅶ 諸外国の公債関連ルール・赤字抑制策 |
|
1 イギリスのゴールデン・ルール 2 公債関連ルールの国際比較 3 欧米主要国の財政赤字抑制策 |
|
Ⅷ 地方財政と建設公債の原則 |
|
1 地方債の関連ルール 2 地方債発行の実態 3 建設公債の原則から見た運用の評価 4 地方債における建設公債の原則のあり方 |
|
Ⅸ 建設公債の原則と財政規律確保をどうすべきか |
|
1 なぜ世界有数の財政赤字が可能なのか 2 財政の維持可能性と建設公債の原則 3 財政再建手法と建設公債の原則の位置付け |