タイトルコード |
1000100210576 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
越境的な規範の形成と執行 |
書名ヨミ |
エッキョウテキ ナ キハン ノ ケイセイ ト シッコウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
杉浦 章介/著
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著者名ヨミ |
スギウラ ノリユキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
慶應義塾大学出版会
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出版年月 |
2014.9 |
本体価格 |
¥7000 |
ISBN |
978-4-7664-2170-5 |
ISBN |
4-7664-2170-5 |
数量 |
7,242p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
319
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件名 |
グローバリゼーション
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注記 |
文献:p214〜221 |
内容紹介 |
国家の領域を越えた統治は法的に可能か? グローバル化時代の統治革命を、狭義の「法」のみならず、法的拘束力のないルールや規範に焦点を当て、その本質と仕組みを明らかにする。 |
著者紹介 |
1947年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。同大学名誉教授。Ph.D.(地理学、ペンシルベニア州立大学)。著書に「都市経済論」など。 |
目次タイトル |
序章 グローバル化とトランスナショナル・ガバナンス |
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1)何故、グローバル化とトランスナショナル・ガバナンスなのか? 2)グローバル化についての2つの論点(その1):貿易の変質と国際分業システム 3)グローバル化についての2つの論点(その2):市場化原理と格差拡大 4)ガバナンスとは何か? 5)本書の構成 |
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第Ⅰ部 トランスナショナル化とガバナンスの変質 |
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第1章 トランスナショナル・プライベート・パワーの台頭 |
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1)FIFAとトランスナショナル・ガバナンス 2)トランスナショナル企業とプライベート・パワーの淵源 3)トランスナショナル・プライベート・パワーと知的財産権(IPR) |
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第2章 「レクス・メルカトリア」の世界-当事者自治の統治枠組み |
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1)「レクス・メルカトリア」とは何か? 2)ADR(Alternative Dispute Resolution):裁判外紛争解決 3)新段階を迎えた「レクス・メルカトリア」 4)日本の弁護士が世界で通用するには |
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第3章 トランスナショナル・テクノロジーとパワーの拡散 |
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1)「トランスナショナル化」を促した3つの革命 2)トランスナショナル・テクノロジーのパラダイム・シフト 3)トランスナショナル・ネットワーキングの時代のガバナンス 4)トランスナショナル・テクノロジーがもたらすパワーの拡散 |
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第4章 越境する人々とトランスナショナル化 |
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1)国境を越える労働力 2)送金経済(remittances economy) 3)労働移動の自由と専門職 4)移民をめぐる「人権の論理」と「秩序の論理」 5)「つかみどころのない空間(slippery space)」と「まとわりつくような場所(sticky place)」 |
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第Ⅱ部 ガバナンスの何が変わったのか |
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第5章 統治のパラダイム転換と「規制」概念の拡充 |
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1)統治体制(governance regime)の転換 2)統治主体の拡張と統治方法の変質 3)統治におけるエンフォースメントの諸相 4)「ソフト・ロー」から「ソフト規制(regulations)」への転換 |
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第6章 トランスナショナル・ガバナンスの基本枠組み |
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1)トランスナショナル・ガバナンスの枠組み:2つの次元と4つの象限 2)第Ⅰ象限(国家主体・ハード規制) 3)第Ⅱ象限(国家主体・ソフト規制) 4)第Ⅲ象限(非国家主体・ハード規制) 5)第Ⅳ象限(非国家主体・ソフト規制) |
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第7章 ハイブリッド型統治と複合規制 |
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1)ハイブリッド型統治 2)ハイブリッド型統治の諸相 3)ガバナンス戦略の重要性 |
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第8章 「主権の放棄なきオープン化」を求めて |
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1)超国家的統治体としてのEUとガバナンス 2)民主的主権(democratic sovereignty)とトランスナショナル化 3)「主権の放棄なきオープン化」:経済的現実と越境的統治の効力 |