タイトルコード |
1000100596848 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
地域文化財の保存・活用とコミュニティ |
書名ヨミ |
チイキ ブンカザイ ノ ホゾン カツヨウ ト コミュニティ |
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山梨県の擬洋風建築を中心に |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
森屋 雅幸/著
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著者名ヨミ |
モリヤ マサユキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩田書院
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出版年月 |
2018.2 |
本体価格 |
¥7200 |
ISBN |
978-4-86602-020-4 |
ISBN |
4-86602-020-4 |
数量 |
330p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
709.1
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件名 |
文化政策
文化財保護
地域社会
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注記 |
文献:p301〜317 |
内容紹介 |
地域主義にもとづく文化財保存と活用の在り方が登場した背景や経緯、その実態などを明らかにし、文化財保護施策の現状と課題に対し、こうした保護の在り方がどのように作用するかを示す。 |
著者紹介 |
1983年山梨県生まれ。法政大学大学院人間社会研究科博士後期課程修了。博士(学術)。都留市教育委員会生涯学習課文化振興担当副主査。法政大学大学院多摩共生社会研究所特任研究員。 |
目次タイトル |
序章 本書の目的と方針 |
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はじめに 第1節 用語の定義 第2節 研究方法 第3節 先行研究 第4節 研究課題と目的 第5節 本書の構成 |
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第1章 地域主義にもとづく文化財保存と活用の沿革と研究者の主張 |
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はじめに 第1節 求められる文化財保護の在り方 第2節 文化財保護制度の成立過程 第3節 文化財保護における地域主義登場の背景 第4節 高度経済成長期の文化財保存運動の動向 第5節 1960年代の文化財保存運動の展開と関係機関および官庁の取り組み 第6節 1970年代の地域主義にもとづく文化財保存と活用に関わる議論 第7節 文化財保護法の改正と地域主義にもとづく文化財保存と活用 第8節 文化財保護法の改正後の動向 第9節 文化財保護制度をめぐる議論 第10節 地域主義にもとづく文化財保存と活用にまつわる議論のまとめ 第11節 1970年代の議論で残された課題 小結 |
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第2章 地域主義にもとづく文化財保存と活用の歴史的経緯と実態 |
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はじめに 第1節 事例選定について 第2節 近代の学校教育制度の成立と小学校の建設 第3節 擬洋風建築の小学校の建設 第4節 山梨県における明治初期の小学校建設について 第5節 学校建設と地域住民 第6節 藤村式建築の学校成立と藤村紫朗の接点 第7節 藤村式建築建設への県の具体的指示 第8節 現存する藤村式建築 第9節 各地の藤村式建築、保存経緯、活用の比較 小結 |
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第3章 文化財を核としたコミュニティ活動の分析と考察 |
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はじめに 第1節 事例研究の方法 第2節 文化資源活用協会の結成と活動 第3節 尾県郷土資料館協力会の結成と活動 第4節 各コミュニティの文化財保存と活用の関与と活動内容の分析 第5節 地域住民の文化財の保存と活用への意識 第6節 各コミュニティのキーパーソンの地域への想い 第7節 調査の結果について 第8節 考察 小結 |
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第4章 近年の文化財保護施策の課題と地域主義 |
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はじめに 第1節 文化財の地域での活用について 第2節 2000年代以降の文化財の活用施策について 第3節 2007(平成19)年の文化審議会文化財分科会企画調査会報告後の動向 第4節 観光における文化財の活用の取り扱いの変遷 第5節 近年の文化財の活用をめぐる政府の方針について 第6節 観光資源としての文化財の活用に対する意見 小結 文化財保護施策・観光振興施策年表 |
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終章 本書の結論と課題・展望 |
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第1節 本書のまとめ 第2節 結論 第3節 本書の課題と展望 |