タイトルコード |
1000100693403 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
文字と音声の比較教育文化史研究 |
書名ヨミ |
モジ ト オンセイ ノ ヒカク キョウイク ブンカシ ケンキュウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
添田 晴雄/著
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著者名ヨミ |
ソエダ ハルオ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東信堂
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出版年月 |
2019.2 |
本体価格 |
¥4800 |
ISBN |
978-4-7989-1540-1 |
ISBN |
4-7989-1540-1 |
数量 |
16,375p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
372.106
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件名 |
日本-教育
学習指導-歴史
比較教育学
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注記 |
文献:p351〜366 |
内容紹介 |
国際比較や、文字・図像史料を手がかりにした分析を通して、書字随伴型授業が日本の学習・教育文化の特徴であることを解明。また、書字随伴型の教育文化の持続過程に、石盤という学習具が大きな役割を果たしたことを論究する。 |
目次タイトル |
序章 |
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第1節 研究の趣旨と課題の設定 第2節 比較教育学の研究動向と本研究の位置づけ 第3節 先行研究の整理と本研究の位置づけ 第4節 本論文の構成 |
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第Ⅰ部 文字言語・音声言語からみた授業分析併置比較研究 |
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第1章 文字言語・音声言語からみた授業分析 |
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はじめに 第1節 書字随伴型要素を分析する先行研究の検討 第2節 書字随伴型授業の分析指標と方法論の提示 第3節 試行分析の対象 第4節 分析の結果 第5節 考察 おわりに |
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第2章 文字言語・音声言語からみた授業分析 |
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はじめに 第1節 分析対象とした国の書字随伴型授業について 第2節 調査分析の方法 第3節 アメリカの数学の授業 第4節 イタリアの数学の授業 第5節 スロベニアの数学の授業 おわりに |
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第3章 文字言語・音声言語からみた授業分析 |
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はじめに 第1節 日本の数学の授業 第2節 日本の算数の授業 おわりに |
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第4章 文字言語・音声言語からみた授業の国際比較 |
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はじめに 第1節 数学・算数の授業の国際比較 第2節 日本の数学と算数の授業の比較(補論) おわりに |
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第Ⅱ部 文字言語・音声言語の学習・教育観の併置比較研究および文字言語・音声言語からみた西洋教育移入期の関係比較研究 |
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第5章 日本の近世における書字随伴型学習と西洋の中世・近代における音声優位型学習 |
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はじめに 第1節 手習塾の学習風景 第2節 文字を棒で指して学ぶ学習 第3節 手習塾で使用したテキスト 第4節 西洋における音声優位の授業方法 おわりに |
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第6章 日本の文字教育観と西洋の文字教育観 |
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はじめに 第1節 書字学習の重要性 第2節 日本語の文字依存性 第3節 音声言語優位の言語観と言語生活 第4節 音声言語優位の教育文化 おわりに |
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第7章 後退しかける書字随伴型学習 |
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はじめに 第1節 スコットの教授法 第2節 椅子と掛図の普及 第3節 書字随伴型学習が後退しかけるカリキュラム 第4節 書字随伴型学習が後退しかけた原因 おわりに |
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第8章 石盤の導入と普及 |
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はじめに 第1節 西洋の石盤 第2節 西洋の石盤の使用法 第3節 石盤の日本への導入 第4節 石盤の普及 第5節 石盤の果たした役割 おわりに |
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第9章 石盤と練習帳(補論) |
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はじめに 第1節 石盤の欠点 第2節 石盤対練習帳 第3節 練習帳の登場 第4節 鉛筆の果たした役割 おわりに |
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第10章 学習・教育文化の比較研究における「モノ」と深層にある構造 |
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はじめに 第1節 学習・教育文化における「文化」について 第2節 「モノ」を分析する意義 第3節 より深層にある学習・教育文化の構造 第4節 「より深層にある学習・教育文化の構造」概念による本研究の意義 おわりに |
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終章 |
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はじめに 第1節 本論文の総括 第2節 本論文の知見からの教育実践への示唆 おわりに |