タイトルコード |
1000100701626 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
グローバル・タックスの理論と実践 |
書名ヨミ |
グローバル タックス ノ リロン ト ジッセン |
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主権国家体制の限界を超えて |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
上村 雄彦/編著
望月 爾/[ほか]執筆
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著者名ヨミ |
ウエムラ タケヒコ モチズキ チカ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
日本評論社
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出版年月 |
2019.3 |
本体価格 |
¥4200 |
ISBN |
978-4-535-55921-9 |
ISBN |
4-535-55921-9 |
数量 |
17,260p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
345.1
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件名 |
租税制度
持続可能な開発
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内容紹介 |
グローバル・タックスとは何か。どのような形で実現されるべきなのか。グローバル・タックスの定義について理論的な分析を行い、その理念や理想型を検討。導入の可能性と現実的な課題も明らかにする。 |
著者紹介 |
カールトン大学大学院国際関係研究科修士課程修了。横浜市立大学国際教養学部教授。著書に「グローバル・タックスの可能性」など。 |
目次タイトル |
第1章 グローバル・タックスとは何か |
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1 世界の税務当局による金融口座情報の共有 2 国境を越えた革新的な税の実施 3 課税・徴税・分配のための新たなガヴァナンスの創造 4 グローバル・タックスの歴史と潮流 |
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第2章 グローバル・タックスの哲学的基礎 |
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1 市場・政府・税 2 市場・搾取・税 3 グローバル・タックスの倫理的正当性 |
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第3章 グローバル・タックスの経済学的基礎づけ |
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1 グローバル公共財の基本概念 2 グローバル・タックスの根拠をめぐる論理と類型 3 ナショナル、リージョナル、グローバルな選択 |
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第4章 グローバル・タックスと租税法律主義 |
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1 グローバル・タックスの根拠論 2 政策基準のグローバル化が国内公法学にもたらす影響 3 グローバル・タックスと租税法律主義 4 分配の公平を求めて-グローバル・タックスの導入プロセス |
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第5章 グローバル・タックスと多国籍企業 |
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1 租税回避に関する諸推計 2 多国籍企業課税の方法 |
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第6章 国際要因と国内要因からみたグローバル・タックスの課題と機会 |
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1 グローバル・タックスと国際要因 2 グローバル・タックスと国内要因 3 ケーススタディー |
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第7章 グローバル・タックス収入の支出の効果 |
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1 成果の評価枠組みをめぐる議論 2 Unitaid 3 適応基金 4 グローバル・タックスの果たした役割 |
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第8章 グローバル・タックスの政治過程 |
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1 本章の分析枠組み 2 トービン税の提唱から通貨取引税の争点化へ 3 金融取引税の再燃 |
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第9章 国際課税における多国間主義とグローバル・タックスの可能性 |
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1 国際課税をめぐる最近の状況 2 BEPSプロジェクトによる国際課税のルールの見直し 3 多国間税務行政協力の進展 4 多国間主義の意義とグローバル・タックスの可能性 |
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第10章 グローバル・タックスと世界政府論構想 |
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1 なぜいま世界政府論なのか 2 世界政府論とは何か 3 世界政府論に対する批判とそこから導かれる方向性 4 世界政府の実現に向けて |