タイトルコード |
1000100861115 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
認知症の知的障害者への支援 |
書名ヨミ |
ニンチショウ ノ チテキ ショウガイシャ エノ シエン |
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「獲得」から「生活の質の維持・向上」へ |
叢書名 |
MINERVA社会福祉叢書
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叢書番号 |
67 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
木下 大生/著
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著者名ヨミ |
キノシタ ダイセイ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
ミネルヴァ書房
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出版年月 |
2020.12 |
本体価格 |
¥6500 |
ISBN |
978-4-623-08985-7 |
ISBN |
4-623-08985-7 |
数量 |
11,188p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
369.28
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件名 |
知的障害者福祉
認知症
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注記 |
文献:p175〜181 |
内容紹介 |
現在の障害者支援の制度では、高齢化等で支援の視点が変わっても、対応できていないのが現状である。知的障害者の高齢化が進むいま、埋もれていた問題点を掘り起こし、焦点化し、遅れている支援について新たな方法を探る。 |
著者紹介 |
1972年生まれ。筑波大学大学院人間総合科学研究科生涯発達科学専攻博士後期課程修了。社会福祉士。武蔵野大学人間科学部准教授。NPO法人ほっとプラス理事。 |
目次タイトル |
序章 なぜ認知症症状がある知的障害者に支援が必要なのか |
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1 本書の目的 2 本書の構成 3 入所施設で知的障害者に対して行われる支援についての整理 4 本書における概念定義 5 「認知症者」と「知的障害者」の操作的定義 6 本書の調査における倫理的配慮 |
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第Ⅰ部 認知症症状がある知的障害者の状況 |
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第1章 障害者支援施設に入所する知的障害者の高齢化の現状 |
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1 高齢化の現状 2 高齢化によって生じる課題 |
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第2章 認知症症状がある知的障害者の支援に関する先行研究の整理 |
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1 先行研究の整理と方法 2 先行研究の整理の結果 3 先行研究から得られた6つの知見 |
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第Ⅱ部 調査からみる現場の状況 |
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第3章 障害者支援施設に入所している知的障害者のうち認知症症状がある人の割合 |
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1 経年把握の目的と意義 2 数的調査の方法 3 2010年調査と2016年調査の結果と比較 4 認知症症状がある知的障害者の割合 5 認知症の診断がある人,疑いがある人の割合は増加している |
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第4章 認知症症状がある知的障害者とない知的障害者の支援量の比較 |
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1 認知症症状がある知的障害者の状態調査の目的と意義 2 支援量の比較の方法 3 支援量の比較結果 4 知的障害者で認知症症状がある人は支援量が増える |
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第Ⅲ部 調査から導き出される課題 |
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第5章 障害者支援施設に入所している認知症症状がある知的障害者に現れる症状と課題 |
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1 知的障害者の認知症症状の調査の目的と意義 2 知的障害者の認知症症状に対する調査の枠組み 3 対象者の属性 4 認知症を疑う契機となった症状 5 知的障害者の認知症症状の特性 6 ダウン症者と非ダウン症者の症状の違い |
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第6章 障害者支援施設に入所している認知症症状がある知的障害者への支援と課題 |
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1 支援課題の明確化の意義 2 面接調査の方法 3 面接調査から見えたストーリーラインとカテゴリー分類の結果 4 認知症症状がある知的障害者の支援困難と課題 5 知的障害者が認知症症状を示すとき |
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第7章 障害者支援施設に入所している認知症症状がある知的障害者への制度における課題 |
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1 認知症症状がある知的障害者への制度における課題を明らかにする意義 2 質問紙調査の自由記述調査の方法と内容 3 質問紙調査の結果から見る制度的課題 4 認知症症状がある知的障害者への支援体制と環境 5 障害者支援施設における4つの支援課題 |
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第8章 認知症症状がある知的障害者の支援に先駆的に取り組んでいる施設の支援構築過程 |
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1 先駆的に行われた支援構築の内容と過程を明らかにする意義 2 面接調査における方法と手続き 3 先駆的取り組みの過程における概念 4 現段階での支援の到達点 5 認知症症状がある知的障害者への支援価値の転換とは |
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終章 認知症症状がある知的障害者が必要とする支援を考える |
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1 障害者支援施設に入所している認知症症状がある知的障害者の状況について 2 障害者支援施設の支援員から見た知的障害者の認知症症状について 3 支援の実際と課題 4 制度的課題 5 支援員のソーシャルワーカーとしての機能と役割 6 得られた4点の結論 |