タイトルコード |
1000100880071 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
「働くわたし」を失うとき |
書名ヨミ |
ハタラク ワタシ オ ウシナウ トキ |
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病休の語りを聴く臨床心理学 |
叢書名 |
プリミエ・コレクション
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叢書番号 |
115 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
野田 実希/著
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著者名ヨミ |
ノダ ミキ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
京都大学学術出版会
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出版年月 |
2021.3 |
本体価格 |
¥3100 |
ISBN |
978-4-8140-0330-3 |
ISBN |
4-8140-0330-3 |
数量 |
7,233p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
366.94
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件名 |
産業心理学
労働衛生
精神衛生
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注記 |
文献:p215〜230 |
内容紹介 |
「働くわたし」が「働けないわたし」に変わる時、人は何を体験するのか。メンタルヘルス不調による病休体験を臨床心理学の観点で、本人の語りから読み解く書。休職者本人にとっての“あるべき姿”を目指す支援のあり方を探る。 |
著者紹介 |
1983年愛知県生まれ。京都大学大学院教育学研究科臨床教育学専攻博士後期課程修了。同大学大学院教育学研究科特定助教。京都大学博士(教育学)。臨床心理士、公認心理師。 |
目次タイトル |
序章 「働くわたし」への探究 |
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1 働くことと自己 2 働く人の心のいま 3 働く人の心の問題はどのように考えられてきたか 4 「わたしが働くこと」への問い 5 病休の語りへの関心 6 本書の目的 |
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第1章 病休にともなう「わたし」の体験 |
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1 職場のメンタルヘルスに対する取り組み 2 休職者への理解と支援の現状 3 先行研究からみる休職者の主観的な体験 4 現在の休職者支援と研究における課題 |
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第2章 「働くわたし」という自己の揺らぎ |
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1 職業人の受療を妨げるものは何か 2 どのように心の病いに気づいて休職へと向かうのか 3 「働けないわたし」との出会い 4 揺らぐ自己を支える受療支援 5 理想の職業人像に潜むリスクを見据えて |
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第3章 「働かないわたし」から新しい「働くわたし」へ |
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1 休職後にどのような「わたし」が生きられるのか 2 「働かないわたし」から照射される「働くわたし」 3 病休における「回復」の問い直し 4 病休を通した自己の変容 |
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第4章 頻回病休を生きる「わたし」 |
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1 頻回病休と自己との関連 2 頻回病休はどのように体験されているのか 3 さまざまな自己の様相と自己像間の分極 4 頻回病休における「働くわたし」の喪失 5 自己全体が抱えられるための支援 6 頻回病休を生きる「わたし」へのまなざし |
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第5章 語りにならない病休の語りを聴くために |
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1 「語り」へのアプローチ 2 対話的な語りの視点 3 対話として聴きとる頻回病休の語り 4 語りを対話的に捉えることの臨床的意義 5 新たなナラティヴヘの展望 |
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第6章 「語り」を通して見えてくる病休体験の意味 |
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1 これまでのまとめと展開 2 病休の語りを「知ること」から「聴くこと」へ 3 語り生きられる「わたし」へのまなざし 4 病休を生きる「わたし」への臨床的アプローチ |
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終章 「働くわたし」が語るとき |
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研究ノート1 質的研究は臨床心理学においてどのように語られてきたか |
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研究ノート2 従来のナラティヴ分析における語りの認識 |
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研究ノート3 語りにおける応答と責任 |