タイトルコード |
1000100980991 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
政策にエビデンスは必要なのか |
書名ヨミ |
セイサク ニ エビデンス ワ ヒツヨウ ナノカ |
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EBPMと政治のあいだ |
叢書名 |
MINERVA人文・社会科学叢書
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叢書番号 |
251 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
杉谷 和哉/著
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著者名ヨミ |
スギタニ カズヤ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
ミネルヴァ書房
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出版年月 |
2022.3 |
本体価格 |
¥7000 |
ISBN |
978-4-623-09389-2 |
ISBN |
4-623-09389-2 |
数量 |
8,289p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
301
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件名 |
政策科学
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注記 |
文献:p247〜276 |
内容紹介 |
エビデンスに基づく政策形成(EBPM)が先進民主国家において基本的な指針となりつつある。各国の状況と日本の歴史・思想的背景ならびに政策形成の過程を紐解き、政策形成をめぐるエビデンスのかたちを模索する。 |
著者紹介 |
1990年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科研究指導認定退学。博士(人間・環境学)。岩手県立大学総合政策学部講師。 |
目次タイトル |
序章 「エビデンスに基づく政策形成」とは何か |
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第Ⅰ部 各国のEBPMの概況 |
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第1章 米国と英国におけるEBPMの展開 |
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1 米国におけるEBPMの前史 2 オバマ政権におけるEBPM 3 米国のEBPM推進体制とその特徴 4 英国におけるEBPMの起源 5 英国におけるEBPMの展開 6 英国のEBPMの特徴 7 「科学志向型EBPM」と「実用志向型EBPM」 |
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第2章 日本におけるEBPM |
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1 EBPMの定義をめぐって(1) 2 EBPMの定義をめぐって(2) 3 日本におけるEBPMの現状 「科学志向型」の米国と「実用志向型」の日英 |
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第Ⅱ部 日本におけるEBPMの展開 |
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第3章 日本におけるEBPMの起源 |
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1 日本の統計 2 統計改革の歴史 3 2012〜2016年の統計改革論議 4 2017年以降の統計改革と官民データ活用基本法 5 統計改革とEBPM |
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第4章 EBPM「第一の矢」と「第二の矢」 |
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1 「第一の矢」の展開と特徴 2 「第二の矢」の展開と特徴 3 「第一の矢」と「第二の矢」をどう捉えるか |
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第5章 行政事業レビューとEBPMの関係 |
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1 事業仕分けと行政事業レビュー 2 行政事業レビューの展開 3 行政事業レビューとEBPM 4 評価論から見た行政事業レビュー |
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第6章 EBPM「第三の矢」の検討 |
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1 EBPMにおけるロジックモデルの位置づけ 2 行政事業レビューにおけるEBPMの実際 3 2019年度行政事業レビューの検討 4 行政事業レビュー・ロジックモデル・EBPM 5 「EBPM三本の矢」の位置づけ 6 行政改革とEBPM 7 EBPMと政策評価についての今後の展望 日本におけるEBPMの展開と課題 |
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第Ⅲ部 EBPMの更なる展開へ向けて |
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第7章 EBPMの課題と新たな展開 |
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1 EBPM研究の更なる展開 2 EBPMの三つの課題 3 ポール・ケアーニーの「政策過程論アプローチ」 4 ジャスティン・パークハーストの「ガバナンス論アプローチ」 5 ケアーニーとパークハーストの相違点と共通点 6 日本への示唆 |
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第8章 「政治」とEBPM |
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1 政策の「コンテクスト」 2 「客観的なエビデンス」をめぐって 3 EBPMと「制約としての政治」 4 政策的思考とEBPM 5 EBPMと政策研究のこれから |
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第9章 行政責任論とEBPM |
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1 責任論とエビデンス論の交差 2 行政責任論と医療におけるエビデンス論 3 「エビデンスに基づく教育」における責任論と政策論 4 EBPMにおける行政責任と透明性 5 EBPMと政策実施 EBPMの深化に向けて |
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終章 EBPM研究の今後に向けて |
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1 EBPMのこれまでとこれからの課題 2 EBPM今後の展望 |