タイトルコード |
1000100018527 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
中世後期の開発・環境と地域社会 |
書名ヨミ |
チュウセイ コウキ ノ カイハツ カンキョウ ト チイキ シャカイ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
西川 広平/著
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著者名ヨミ |
ニシカワ コウヘイ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
高志書院
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出版年月 |
2012.12 |
本体価格 |
¥7000 |
ISBN |
978-4-86215-117-9 |
ISBN |
4-86215-117-9 |
数量 |
311,13p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.47
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件名 |
日本-歴史-室町時代
日本-歴史-安土桃山時代
開拓-歴史
林業-日本
治水-歴史
村落-歴史
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内容紹介 |
15・16世紀の中世後期を主な対象として、地域固有の自然条件に規定されながら展開した開発が、荘園や村落、家の制度や秩序の形成、また、領主権力による支配体制などにどのような影響を及ぼしたのかを考察する。 |
目次タイトル |
序章 中世史研究における開発・環境の視点と本書の構成 |
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はじめに 一 開発・環境をめぐる中世史研究の軌跡 二 本書の構成とねらい |
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第一部 山野の領域と生業 |
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第一章 畿内周辺山間地域における生業の秩序 |
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はじめに 一 十六世紀における公事・役負担 二 十六世紀における名と村惣中 三 十六世紀末期以降における変化 おわりに |
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第二章 東国山間地域における生業の秩序 |
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はじめに 一 領主権力による山造の組織化 二 山造による山地利用の状況 三 山造による商業活動 おわりに |
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第三章 戦国期の山野利用と領主 |
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はじめに 一 『勝山記』にみる山野の利用 二 山野の利用に対する領主の役割 おわりに |
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第四章 山野利用における由緒の創造 |
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はじめに 一 北条氏照書状の位置付け 二 高尾山林の伐採規制と利用 三 朱印状獲得と山林の寺領化 おわりに |
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補論 戦国期甲斐国の金山衆と領主権力 |
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はじめに 一 戦国期における金山衆 二 豊臣政権による金山支配 おわりに |
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第二部 開発と災害への対応 |
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第一章 井堰の開発と環境 |
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はじめに 一 塩野井堰と塩野垣内 二 塩野井堰の築造と景観 三 塩野田徒衆による土地集積の目的 おわりに |
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第二章 耕地開発の展開とその担い手 |
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はじめに 一 下黒田の景観と耕地開発 二 家産・名職の移動 おわりに |
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第三章 寺院権力による所領経営と立野の開発 |
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はじめに 一 長楽寺の寺領村落 二 直営田の経営 三 立野の利用制限 おわりに |
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第四章 戦国期における川除普請と地域社会 |
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はじめに 一 川除普請への動員主体 二 川除普請と村落結合 三 領主権力の対応 おわりに |
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補論 中世甲斐国における井堰の開発 |
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はじめに 一 上条堰の概要 二 上条堰と志摩荘 おわりにかえて-近世への展開- |
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終章 中世後期の開発・環境と地域社会 |
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はじめに 一 山野の領域と生業 二 開発と災害への対応 三 領主権力と地域社会 おわりに |