タイトルコード |
1000100047377 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ドレスト光子 |
書名ヨミ |
ドレスト コウシ |
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光・物質融合工学の原理 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
大津 元一/著
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著者名ヨミ |
オオツ モトイチ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
朝倉書店
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出版年月 |
2013.3 |
本体価格 |
¥5400 |
ISBN |
978-4-254-21040-8 |
ISBN |
4-254-21040-8 |
数量 |
6,305p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
549.95
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件名 |
ナノフォトニクス
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注記 |
文献:p287〜298 |
内容紹介 |
ナノ寸法領域において光子と電子(または電子・正孔対)とが結合した状態を表す準粒子=ドレスト光子の第一人者によるテキスト。その原理と、近年急速に発展する応用例を紹介する。 |
著者紹介 |
1950年神奈川県生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了。東京大学大学院工学系研究科教授・ナノフォトニクス研究センター長。工学博士。 |
目次タイトル |
1.ドレスト光子とは何か |
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1.1 従来の光との比較 1.2 ドレスト光子の関与する相互作用 1.3 ナノ物質の間のエネルギー移動 1.4 さらなる結合がもたらす新しい現象 |
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2.ドレスト光子の描像 |
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2.1 物質エネルギーの衣をまとった仮想光子 2.2 ドレスト光子の空間的広がり |
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3.ドレスト光子によるエネルギー移動と緩和 |
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3.1 二つのエネルギー準位に起因する結合状態 3.2 ドレスト光子デバイスの概念 |
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4.ドレスト光子とフォノンとの結合 |
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4.1 分子の解離現象と新しい理論モデルの必要性 4.2 ハミルトニアンの変換 4.3 ドレスト光子の停留の機構 4.4 ドレスト光子フォノンが関与する光の吸収と放出 |
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5.ドレスト光子によるデバイス |
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5.1 ドレスト光子デバイスの構成と機能 5.2 ドレスト光子デバイスの性質 |
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6.ドレスト光子による加工 |
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6.1 ドレスト光子フォノンによる分子解離 6.2 ドレスト光子フォノンによるリソグラフィ 6.3 ドレスト光子フォノンの自律的な消滅過程を用いた微細加工 |
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7.ドレスト光子によるエネルギー変換 |
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7.1 光エネルギーから光エネルギーへの変換 7.2 光エネルギーから電気エネルギーへの変換 7.3 電気エネルギーから光エネルギーへの変換 |
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8.ドレスト光子の空間的広がりと数理科学的取り扱い |
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8.1 階層性 8.2 電気四重極子から電気双極子への変換 8.3 プローブなどの不要な技術 8.4 数理科学モデル |
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9.まとめと展望 |
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9.1 まとめ 9.2 今後の展望 |
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A.多重極ハミルトニアン |
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B.素励起モードと励起子ポラリトン |
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C.射影演算子と有効相互作用演算子 |
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C.1 射影演算子 C.2 有効相互作用演算子 C.3 近似的な表式 C.4 第2章の(2.30)の導出 |
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D.光子の基底からポラリトンの基底への変換 |
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E.寸法依存共鳴の式の導出 |
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F.半導体量子ドットのエネルギー状態 |
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F.1 一粒子状態 F.2 量子ドット中の電子・正孔対の状態 F.3 電気双極子禁制遷移 |
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G.密度行列演算子の量子マスター方程式の解 |
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G.1 二つの量子ドットの場合 G.2 三つの量子ドットからなるXOR論理ゲートの場合 G.3 三つの量子ドットからなるAND論理ゲートの場合 |
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H.第4章中の式の導出 |
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H.1 ユニタリ変換 H.2 コヒーレント状態 H.3 コヒーレント状態の時間発展 H.4 DPとフォノンが相互作用していない場合のハミルトニアンの対角化 H.5 原子の変位の期待値 |