タイトルコード |
1000100050231 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
犯罪者の再統合とコミュニティ |
書名ヨミ |
ハンザイシャ ノ サイトウゴウ ト コミュニティ |
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司法福祉の視点から犯罪を考える |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
小長井 賀與/著
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著者名ヨミ |
コナガイ カヨ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
成文堂
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出版年月 |
2013.3 |
本体価格 |
¥3700 |
ISBN |
978-4-7923-1980-9 |
ISBN |
4-7923-1980-9 |
数量 |
6,192p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
326.56
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件名 |
更生保護
修復的司法
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注記 |
文献:p183〜192 |
内容紹介 |
日本の犯罪状況、犯罪者処遇の理念、犯罪者観の変遷、特別調査を通じて探った日本の犯罪者の課題やニーズ、欧米諸国や日本における犯罪者処遇の動向を概観。日本に相応しい犯罪者処遇の仕組みと方法について考察する。 |
目次タイトル |
序章 日本の犯罪状況と社会の対応 |
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第1節 犯罪を巡る社会のあり方 第2節 日本の犯罪状況 第3節 本書の目的 第4節 本書の構成 |
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第1章 日本の犯罪状況 |
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第1節 犯罪発生状況 第2節 再犯者の背景 第3節 犯罪発生の構造的要因 |
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第2章 犯罪者処遇の原理 |
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第1節 刑罰の根拠と犯罪者処遇の目的 第2節 犯罪者処遇の方向性 第3節 刑罰を執行する社会の在り方 第4節 犯罪者の更生と社会への再統合 第5節 犯罪者処遇の先にあるもの 第6節 犯罪者処遇と修復的司法 第7節 市民社会に相応しい犯罪者処遇の在り方 |
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第3章 犯罪者観の変遷 |
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第1節 「犯罪から犯罪者へ」社会的関心の移行 第2節 1970年代以前の犯罪者観 第3節 「精神内面に問題性を抱える者」から「合理的選択をする者」への移行 第4節 「再犯リスクを抱える者」 第5節 「社会から排除された者」 第6節 「長所や人間的資産をもつ者」 |
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第4章 本研究の特別調査から見る日本の犯罪者の課題とニーズ |
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第1節 調査の目的と問題意識 第2節 先行研究による知見 第3節 本調査のデザインと方法 第4節 本研究の特別調査1の結果 第5節 本研究の特別調査2の結果 第6節 更生保護施設幹部職員へのヒヤリング調査 |
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第5章 犯罪者処遇の構造 |
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第1節 犯罪者処遇モデルの変遷 第2節 現代の犯罪者処遇モデルの構成 第3節 犯罪者処遇の実際の体制 |
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第6章 犯罪者の更生支援を支える理念と仕組み |
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第1節 犯罪者の更生支援を支える理念 第2節 犯罪者の更生を支援する仕組み |
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第7章 日本の犯罪者処遇 |
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第1節 日本の犯罪者処遇の基本構造 第2節 日本の更生保護における近年の施策 第3節 日本の施策の特微 |
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第8章 犯罪者の更生と地域への再統合-日本に相応しい仕組みと方法を探る |
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第1節 犯罪を巡る日本の現状 第2節 日本の犯罪者処遇の課題 |
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補論1 犯罪対応のもう一つの選択肢-修復的司法 |
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第1節 後期近代社会の「新しいレンズ」 第2節 修復的司法のパラダイム 第3節 当事者の「ニーズ」に焦点を当てた紛争解決 第4節 修復的司法の目標 第5節 修復的司法の定義 第6節 修復的司法の種類 第7節 犯罪者処遇のツールとしての,修復的司法の可能性 |
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補論2 修復的正義の実践-児童虐待 |
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第1節 児童虐待に対する修復的正義の意義 第2節 児童虐待に対する修復的正義の有効性 第3節 児童虐待ケースに対する修復的実践のプログラム 第4節 児童虐待ケースでの修復的実践に対する評価研究 第5節 日本における実践の可能性と課題 |