タイトルコード |
1000100103936 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
栄養科学の歴史 |
書名ヨミ |
エイヨウ カガク ノ レキシ |
叢書名 |
栄養科学シリーズNEXT
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言語区分 |
日本語 |
著者名 |
安本 教傳/著
辻 英明/著
中坊 幸弘/著
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著者名ヨミ |
ヤスモト キョウデン ツジ ヒデアキ ナカボウ ユキヒロ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
講談社
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出版年月 |
2013.9 |
本体価格 |
¥2200 |
ISBN |
978-4-06-155356-9 |
ISBN |
4-06-155356-9 |
数量 |
8,135p |
大きさ |
26cm |
分類記号 |
498.55
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件名 |
栄養-歴史
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注記 |
文献:p132〜133 |
内容紹介 |
管理栄養士・栄養士を対象にした栄養科学史のテキスト。栄養科学の発展の歴史を詳述したうえで、発展した栄養科学の成果を実践するシステムとして、特にわが国における管理栄養士・栄養士制度の発展を概観する。 |
著者紹介 |
京都大学大学院農学研究科博士後期課程所定単位取得。同大学名誉教授。 |
目次タイトル |
第1編 栄養科学史の概要 |
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0.物質観の移り変わり |
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0.1 地球上の万物の根源としての「元素」 0.2 四元素説と四体液説の体系 0.3 中世の錬金術師における元素 0.4 陰陽五行説の体系 0.5 近代科学としての物質観の確立 0.6 分析化学の進歩がもたらした20世紀の知見 |
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1.栄養科学の発展の概要 |
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1.1 古代ギリシャ,古代ローマの食養生思想 1.2 古代中国での食養生の思想 1.3 栄養科学が低迷した中世 1.4 ルネッサンス,バロックの近世における解剖学と栄養科学 1.5 化学革命による近代栄養科学の成立 1.6 現代栄養科学の基礎づくりと新たな発見 1.7 分析化学の進歩に伴う食品成分の分析 1.8 何をどれだけ摂取すればよいかの基準 1.9 栄養科学の研究成果を実践する管理栄養士・栄養士 |
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第2編 栄養思想の時代:古代ギリシャから近世 |
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2.古代ギリシャ,古代ローマ時代における栄養科学:思想の時代 |
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2.1 古代ギリシャにおける栄養科学 2.2 古代ローマにおける栄養科学 |
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3.中世からルネッサンス時代における栄養科学 |
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3.1 中世ヨーロッパにおける栄養科学 3.2 ルネッサンス時代における栄養科学 |
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4.バロック時代の栄養科学 |
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4.1 正確な計量・計測法を用いて実証する時代 |
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5.近世の栄養科学:機械論的栄養科学 |
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5.1 機械論的に展開するサンクトリオ,ハーヴェー 5.2 機械論を推し進めるデカルトとボレリ 5.3 生理的過程の機械的説明を示すブールハ・フェとフォン・ハラー |
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第3編 近代栄養科学の時代:化学革命から20世紀初頭まで |
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6.18世紀の栄養科学:燃焼現象の解明と化学革命 |
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6.1 燃焼という現象への興味 6.2 ラヴォアジエの貢献と化学革命 |
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7.19世紀前半における栄養科学:栄養素の分析・分類 |
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7.1 栄養素の分析・分類 7.2 ミューラーの生理学的手法 7.3 リービッヒの化学的手法 7.4 シュミットとビッダーによる融合 |
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8.19世紀後半における栄養科学:生理学の発展 |
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8.1 フォイトとペッテンコーファーの呼吸室 8.2 ルブナー,ルノーおよびレイセー 8.3 生理学全領域に貢献したベルナール 8.4 ホプキンスとシェーンハイマー |
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第4編 20世紀におけるビタミンという新しい栄養素の発見 |
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9.ビタミン学説を唱えた先駆者 |
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9.1 脚気からビタミンB1発見への道のり 9.2 オリザニン(ビタミンB1)の発見:鈴木梅太郎 9.3 ビタミンB1の発見:フンク 9.4 ビタミン概念の提唱 |
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第5編 栄養科学の成果としての食品成分表と食事摂取基準 |
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10.食品に含まれる栄養成分:分析化学の発展と食品成分表の成立 |
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10.1 分析化学の進歩 10.2 日本の食品成分表の変遷 |
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11.何をどれだけ食べればよいか:食事摂取基準の成立 |
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11.1 各国の事情と摂取基準策定のはじまり 11.2 日本における摂取基準 |
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第6編 栄養科学の実践 |
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12.栄養士誕生からこれまで |
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12.1 明治末期から大正時代:栄養研究所開設と栄養学校誕生 12.2 昭和の時代:昭和初期から終戦後「栄養士法」制定 12.3 昭和の時代:戦後復興期から管理栄養士誕生 12.4 昭和から平成時代:平均寿命世界一の時代 12.5 栄養科学の研究と実践 |