タイトルコード |
1000100114568 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
平城京成立史論 |
書名ヨミ |
ヘイジョウキョウ セイリツ シロン |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
北村 優季/著
|
著者名ヨミ |
キタムラ マサキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
吉川弘文館
|
出版年月 |
2013.11 |
本体価格 |
¥10000 |
ISBN |
978-4-642-04610-7 |
ISBN |
4-642-04610-7 |
数量 |
8,335,7p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.35
|
件名 |
平城京
|
内容紹介 |
記紀に見える宮号、京戸の構造や条坊の論理、首都の疫病や治安など、「都市とは何か」という命題のもとに考察した、平城京に関する諸論考を集成。唐の都城とも比較しつつ、文献史料を精査して、古代都市の実像に迫る。 |
著者紹介 |
1956年三重県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。青山学院大学文学部教授。博士(文学)(東京大学)。著書に「平安京」「平安京の災害史」がある。 |
目次タイトル |
序章 古代都市史研究の特質 |
|
はしがき 一 都城制 二 都市論 三 都市史の形成に向けて おわりに |
|
第一部 都城の前史 |
|
第一章 政治空間としての飛鳥 |
|
はしがき 一 飛鳥寺 二 小墾田宮と岡本宮 三 斉明・天武朝の展開 |
|
第二章 記紀に見える宮号について |
|
はしがき 一 『古事記』と『日本書紀』 二 記紀以降の史料 三 宮号成立の時期と背景 おわりに |
|
第三章 藤原京と平城京 |
|
はしがき 一 日本における都城の起源 二 平城京 三 藤原京 四 藤原京と平城京 おわりに |
|
第二部 平城京の成立 |
|
第一章 京戸について |
|
はしがき 一 律令制と京戸 二 京戸の構造 三 平城京の人々 おわりに |
|
第二章 わが国における都城の成立とその意義 |
|
はしがき 一 羅城と領域 二 宅地の班給と貴族の家 三 都城の成立 四 平城京の成立 おわりに |
|
第三章 日唐都城比較制度試論 |
|
はしがき 一 中国における都城の系譜 二 律令のなかの「京」 三 日本における都城の成立 おわりに |
|
第四章 条坊の論理 |
|
はしがき 一 京の官制 二 坊 三 条坊 四 京 おわりに |
|
付論 京の和訓 |
|
第三部 国家と社会 |
|
第一章 首都論と日本古代の都城 |
|
はしがき 一 歴代遷宮における宮の特質 二 外交儀礼と宮の構造 三 都城成立の背景 おわりに |
|
第二章 古代の都市問題 |
|
はしがき 一 人口と集住の実態 二 疫病流行とその背景 三 撫民政策と治安維持 四 都市と自然 おわりに |
|
第三章 首都の治安と防備 |
|
はしがき 一 城郭の機能 二 平城京の治安政策 三 治安の維持と思想的背景 おわりに |
|
第四章 平城宮の「外司」 |
|
はしがき 一 衛府の守衛担当 二 平安時代の外司 三 平城宮の官衙配置 おわりに |
|
第四部 平安京への展望 |
|
第一章 長岡平安遷都の史的背景 |
|
はしがき 一 唐都長安の立地 二 東国と西国 三 東西交通のルート 四 遷都の理由 おわりに |
|
第二章 都市史における古代と中世 |
|
はしがき 一 日本の中世都市論 二 都市と農村 三 古代都市論の立場から 四 境界と中心 おわりに |