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書誌情報サマリ

書名

叡智の建築家 

著者名 桑木野 幸司/著
著者名ヨミ クワキノ コウジ
出版者 中央公論美術出版
出版年月 2013.12


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No. 所蔵館 配架場所 請求記号 資料番号 資料種別 状態 個人貸出 在庫
1 西部図書館一般書庫5233/112/1102361721一般在庫 

書誌詳細

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タイトルコード 1000100133544
書誌種別 図書
書名 叡智の建築家 
書名ヨミ エイチ ノ ケンチクカ
記憶のロクスとしての16-17世紀の庭園、劇場、都市
言語区分 日本語
著者名 桑木野 幸司/著
著者名ヨミ クワキノ コウジ
出版地 東京
出版者 中央公論美術出版
出版年月 2013.12
本体価格 ¥9000
ISBN 978-4-8055-0712-4
ISBN 4-8055-0712-4
数量 542p
大きさ 22cm
分類記号 523.3
件名 建築-ヨーロッパ   庭園-西洋
注記 文献:p497〜531
内容紹介 初期近代ヨーロッパの建築文化の、「観念」と「空間」とが取り結ぶ創造的な関係に光を当て、建築という器の中に表現された科学知識や哲学思想を剔抉する。建築史・美術史・科学史・哲学・文学の各領域を横断する独創的成果。
著者紹介 1975年生まれ。ピサ大学大学院博士課程。大阪大学大学院文学研究科准教授。
目次タイトル 序 十六世紀後半の精神建築史に向けて
混沌たる情報の「森」から知の幾何学庭園へ:分類整理された知識のメタファーとしての建築空間 精神の建築:記憶の壮麗な建物を設計する 心に開いた窓:記憶術的空間に表象された百科全書的知識 「キネティック・アーキテクチャー」 建築的百科全書主義:「知の中の知」としての建築 記憶の壮大な旅路:エデン神苑、世界劇場、天空都市を巡って
第一章 建築的記憶術:創造的「思考器械」と、ムネモシュネの寵児たち
ムネモシュネの饗宴とムーサ女神の輪舞 古典的記憶術の基本則と、仮想データベースとしての可能性 中世における記憶術の展開と、初期近代におけるその変容 失われた記憶建築を求めて
第二章 思考の庭:アゴスティーノ・デル・リッチョ(一五四一-一五九八)の理想庭園における記憶術的空間構成と百科全書的知識のイメージ
序 プロスペローの苑:記憶術とマニエリスム庭園 アゴスティーノ・デル・リッチョ:生涯と作品 十六世紀末の「園芸共和国」と、情熱的教育家デル・リッチョ 『記憶術』:記憶の国を統べる王と六人の家臣たち 『経験農業論』:「饒舌体」で語られた農学の世界 デル・リッチョの理想庭園と、「ロクス・アモエヌス」の文学トポス 「花の庭園」における記憶術 「王の森」のグロッタと記憶の伝統的メタファーとしての洞窟 グロッタ空間における百科全書的知識の表象 グロッタにおける記憶イメージの受容 百科全書的空間としての「王の庭」と、世界劇場のメタファー アゴスティーノ・デル・リッチョと愉しき知識
第三章 デル・リッチョの記憶術的庭園における百科全書的知識の表象
クピードのグロッタ エンブレム=インプレーザ文学と、エンブレム的世界劇場 インプレーザ作家デル・リッチョ エンブレム=インプレーザ文学と建築 クピードのグロッタにおけるエンブレム的イメージの特徴 第一迷宮区画における神話・寓話的グロッタ 第二迷宮区画における神話・寓話的グロッタ 第三迷宮区画における神話・寓話的グロッタ 第四迷宮区画における神話・寓話的グロッタ 「エンブレム=インプレーザ文学」、エクフラシス、神話的グロッタにおける自動機械人形 十六世紀の博物学と、アゴスティーノ・デル・リッチョの世界観 ライオンのグロッタとイソップ寓話の世界 四足獣のグロッタ:博物学と神話世界のはざまで 狩猟をテーマとする一連のグロッタ:動物の世界と人間の世界 鳥類のグロッタ:ワシのエンブレムをめぐって 第一迷宮区画の中央広場とロッジア:魚類の百科全書 「王の庭」の独創性:他の理想庭園論との比較から アゴスティーノ・デル・リッチョと知の庭
第四章 初期近代イタリアの幾何学庭園デザインにみられる天空の表象:G・B・フェッラーリ『フローラあるいは花々の栽培』(一六三八)の庭園デザイン理論の分析から
観念を盛る幾何の器:初期近代精神史としての整形庭園研究 リンチェイ・アカデミーの活動と十七世紀初頭のローマの芸術科学文化 ジョヴァン・バッティスタ・フェッラーリの生涯と作品 リンチェイ・アカデミーの植物学研究 『フローラ』の構成とそのスタイル フェッラーリの理想花壇のデザイン 天空の映しとしての幾何学花壇:『フローラ』の「占星術的園芸理論」 「占星術的園芸理論」の伝統と、パラケルスス派の「表徴」理論 天空の映しとしての幾何学花壇 花の共和国:『フローラ』の幾何学花壇と要塞建築の系譜 花の理想都市 地上の庭から天界の楽園へ
第五章 創造的思考の大劇場:ザムエル・フォン・クヴィヒェベルク『広壮なる劇場の銘あるいは標題(…)』(一五六五)
世界のミクロコスモスとしての劇場型ミュージアム クヴィヒェベルクの生涯とその知的背景 『銘』の構成 五三の「銘」と蒐集品目 劇場の建築空間構成と、想定されるモデルについての仮説 図書館ならびにその他の劇場付属施設 コレクションとレートリケー:弁論術(修辞学)における「発想」と、劇場内の蒐集品展示の方法 古代における「常套主題」の観念の誕生と、その中世における展開 初期近代の思考フレームとしての「常套主題」の観念と、印刷された常套句集の誕生 思考の素材としての常套句集 トポスの物質化としての劇場の「銘」 劇場における書記のメタファー クヴィヒェベルクの分類思想と、幻の著作『簡易な方法について』 人文主義的「方法」の観念とペトルス・ラムスの思想 『銘』におけるラムス主義の「方法」 視覚教育と記憶術:劇場における言葉、イメージ、事物の交錯 事物の「銘記」:蒐集、書記、記憶 「心に銘記する」:精神構造の投影としての『銘』の劇場 結び:円形劇場に表象された知の円環
第六章 天空都市と常套主題:コスマ・ロッセッリ『人工記憶の宝庫』(一五七九)における記憶術的都市計画とコスモロジー
序 天空の劇場とキリスト教の楽園 記憶の基盤としてのルネサンス的広場空間:トマーゾ・ガルツォーニ『普遍的広場』(一五八五) 記憶のロクスと十六世紀のユートピア的都市計画 コスマ・ロッセッリの伝記的背景と『人工記憶の宝庫』(一五七九) 『宝庫』の記憶術理論:ロクスとイメージの基本教則 「下層の極大の共通ロクス」:地獄の秩序的なカオス 光の聖なる位階:辺獄と煉獄 「上層の極大の共通ロクス」:記憶の博物誌 「天界の極大の共通ロクス」:記憶の星座 天空のイェルサレムの神学・哲学的基盤と、中世の図像学的伝統 天空のイェルサレムの建築的構成 天使たちの円形劇場 天使と聖者たちの衣装と身ぶり ヴィジュアル版常套主題(“loci communes”)の編纂としての天空都市 トポスの位階的かつ「方法的」な構造としての「特大の共通ロクス」 「広大」、「中」、「小」の共通ロクスの連鎖:記憶のアルファベット都市 「最少の共通ロクス」:記憶術の図像学的源泉としての常套句集 天国への「共通ロクス」の階段
結 記憶の旅路の終わりに



内容細目

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2013
523.3
建築-ヨーロッパ 庭園-西洋
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