タイトルコード |
1000100162143 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
紫式部日記の作品世界と表現 |
書名ヨミ |
ムラサキシキブ ニッキ ノ サクヒン セカイ ト ヒョウゲン |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
村井 幹子/著
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著者名ヨミ |
ムライ ミキコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
武蔵野書院
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出版年月 |
2014.3 |
本体価格 |
¥11000 |
ISBN |
978-4-8386-0268-1 |
ISBN |
4-8386-0268-1 |
数量 |
9,388p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
915.35
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件名 |
紫式部日記
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個人件名 |
紫式部 |
内容紹介 |
「紫式部日記」を解明するための糸口として、「作品内の個々の表現」に着目し、それらが表現主体である作者によって作品世界構築のためにどのように位置づけられ、どのような作品的意味性を担わされているかを考察する。 |
目次タイトル |
はじめに-「紫式部日記」という作品- |
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第一章 主家賛美の表現(1)-「をかし」をめぐって- |
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第一節 『日記』における「をかし」の使われ方について 第二節 「敦成親王誕生を中心とした記録的部分」における「をかし」について 第三節 「いわゆる<消息>体による随想的部分」における「をかし」について 第四節 『日記』冒頭部と「年次不詳の十一日の暁」の記事における「をかし」について |
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第二章 主家賛美の表現(2)-「いまめかし」をめぐって- |
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第一節 「敦成・敦良両親王誕生を中心とする記録的部分」における「いまめかし」について 第二節 「いわゆる<消息>体による随想的部分」における「いまめかし」について 第三節 年次不詳の「十一日の暁」の記事における「いまめかし」について |
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第三章 《作者の憂愁の思い》を担う表現-「憂し」をめぐって- |
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第一節 「敦成親王の誕生を中心とする記録的部分」における「憂し」1〜5について 第二節 「いわゆる<消息>体による随想的部分」における「憂し」6 7 8について 第三節 「いわゆる<消息>体による随想的部分」の「跋文」と《作者の憂愁の思い》を担う表現「憂し」との関わり |
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第四章 『紫式部日記』の回想の方法 |
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第一節 『紫式部日記』の日付-その顕現と喪失- 第二節 <消息>体仮託による回想の方法 |
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第五章 『紫式部日記』の表現構造 |
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第一節 中宮女房批評をめぐって 第二節 「斎院」批判をめぐって 第三節 道長像の描かれ方をめぐって 第四節 比喩表現「夢のように」をめぐって 第五節 土御門殿の庭園描写をめぐって |
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第六章 『紫式部日記』の表現と文体 |
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第一節 敦成親王誕生を中心とした記録的部分に見られる文体的特徴 第二節 「いわゆる<消息>体による随想的部分」に見られる文体的特徴 |
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第七章 『源氏物語』の表現 |
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第一節 「夕顔」巻にみられる状況表現構造 第二節 『源氏物語』にみられる女性観-紫の上への表現を中心に- |
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おわりに-「紫式部日記」の作品世界- |