タイトルコード |
1000100215901 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
沖縄闘争の時代1960/70 |
書名ヨミ |
オキナワ トウソウ ノ ジダイ センキュウヒャクロクジュウ ナナジュウ |
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分断を乗り越える思想と実践 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
大野 光明/著
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著者名ヨミ |
オオノ ミツアキ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
人文書院
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出版年月 |
2014.9 |
本体価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-409-24098-4 |
ISBN |
4-409-24098-4 |
数量 |
340p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
219.9
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件名 |
沖縄県-歴史
沖縄問題
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注記 |
文献:p299〜330 関連年表:p332〜340 |
内容紹介 |
ベ平連、大阪沖縄連帯の会、竹中労、沖縄ヤングベ平連、反戦兵士、沖縄青年同盟などを取り上げ、沖縄/日本/アメリカという分断を乗り越えようとした豊穣な思想性を、膨大な資料から丹念に拾い上げる。 |
著者紹介 |
1979年千葉県生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程修了。大阪大学グローバルコラボレーションセンター特任助教。 |
目次タイトル |
序章 |
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1 沖縄問題 2 本書の目的 3 これまでの研究と本書の課題 4 本書の方法 5 本書の構成 |
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第一章 沖縄闘争の時代 |
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1 戦後という暴力-地政学的分断と冷戦体制 2 一九五〇年代-革新ナショナリズムの共鳴 3 冷戦体制と沖縄問題との相克 4 沖縄闘争の時代 |
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第二章 ベトナム戦争下の沖縄闘争 |
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1 なぜ、どのように沖縄問題に取り組むのか、という問い 2 ベトナム戦争の時代 3 米軍嘉手納基地ゲート前抗議行動と渡航制限撤廃闘争 4 共鳴する怒りと立場性をめぐる議論の噴出 5 沖縄問題という構造を越えて |
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第三章 大阪のなかの沖縄問題の発見 |
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1 足下の「沖縄」 2 大阪と沖縄 3 大阪沖縄連帯の会(デイゴの会) 4 「大阪のなかの沖縄問題」の発見 5 沖縄返還運動から地域社会の変革へ |
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第四章 復帰運動の破綻と文化的実践による沖縄闘争の持続 |
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1 沖縄闘争のなかの文化へ 2 下層社会と芸能ルポ・ライター 3 ルポルタージュが照射するもの 4 島唄論-復帰の「失敗」の創出 5 文化と政治 |
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第五章 横断する軍事的暴力、越境する運動 |
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1 基地の「撤去」ではなく、軍隊の「解体」 2 グローバルな反戦・反軍運動と沖縄 3 沖縄のなかのベ平連運動 4 軍事体制への怒りの共鳴 5 越境とコンフリクト-境界線の再生産 6 ヴァイブレーションと政治 |
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第六章 沖縄闘争と国家の相克 |
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1 震源地 2 沖縄青年委員会の誕生-復帰運動の内部矛盾からの再出発 3 沖青委の分裂-対立点の生成 4 沖縄青年同盟-沖縄国会への異議申し立て 5 「在日沖縄人」という亀裂-沖縄闘争と国家 |
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終章 |
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1 沖縄闘争の力学 2 復帰のとらえかえし、あるいは政治の創造 3 沖縄闘争の時代の先へ |