タイトルコード |
1000100480014 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
監視社会とライアンの社会学 |
書名ヨミ |
カンシ シャカイ ト ライアン ノ シャカイガク |
|
プライバシーと自由の擁護を越えて |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
野尻 洋平/著
|
著者名ヨミ |
ノジリ ヨウヘイ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
晃洋書房
|
出版年月 |
2017.2 |
本体価格 |
¥2500 |
ISBN |
978-4-7710-2817-3 |
ISBN |
4-7710-2817-3 |
数量 |
5,188p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
007.3
|
件名 |
監視社会
|
個人件名 |
Lyon David |
注記 |
文献:p177〜186 |
内容紹介 |
現代社会において、監視すること/されることは、もはや日常生活のなかで自明な出来事。監視の両義性、再身体化、ポストモダニティという3つの視点から、監視研究の第一人者であるデイヴィッド・ライアンの理論を解読する。 |
著者紹介 |
1980年神奈川県生まれ。立教大学大学院社会学研究科社会学専攻博士課程後期課程退学。名古屋学院大学現代社会学部講師。博士(社会学)。専門社会調査士。 |
目次タイトル |
序章 問題としての監視社会 |
|
1 情報環境と社会関係の変容 2 ライアンの監視社会論 3 本書の構成 |
|
第1章 「監視社会」の発見 |
|
1 現代日本における監視社会のリアリティ 2 監視とはなにか 3 後期近代における監視と自由 4 方法についての付記 |
|
第2章 ライアン『監視社会』の登場 |
|
1 デイヴィッド・ライアンとは誰か 2 日本におけるライアン受容の文脈 3 近代社会の基本問題 4 「序文」に隠された意図 |
|
第3章 「監視の両義性」テーゼ |
|
1 パノプティコン解釈をめぐって 2 情報技術とバベル 3 キリスト教社会学 4 「監視の倫理」と「人間」の再定義 |
|
第4章 「再身体化」の射程 |
|
1 近代的個人とはことなる地平へ 2 キリスト教的人格 3 擬制としての近代的主体 4 社会の統治手段としての人格 5 自由・功利・倫理 |
|
第5章 ポストモダニティと倫理 |
|
1 監視理論のモダンとポストモダン 2 身体をめぐる社会の統合様式 3 モダニティの枯渇 4 意味喪失の時代 5 ポストモダニティとしての監視社会 |
|
終章 監視社会を問う地平 |
|
1 ライアンの企て 2 「監視の倫理」の実践性 3 探究課題としての再定位 |
|
付論 後期近代における監視社会と個人化 |
|
1 「子どもの安全」をめぐる動向 2 「第二の監視社会」と個人化のメカニズム 3 ケアをめぐる身体感覚のゆくえ |