タイトルコード |
1000100500665 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
記号と再帰 |
書名ヨミ |
キゴウ ト サイキ |
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記号論の形式・プログラムの必然 |
版表示 |
新装版 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
田中 久美子/著
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著者名ヨミ |
タナカ クミコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東京大学出版会
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出版年月 |
2017.4 |
本体価格 |
¥3400 |
ISBN |
978-4-13-080256-7 |
ISBN |
4-13-080256-7 |
数量 |
6,261p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
007.1
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件名 |
記号
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注記 |
2010年刊の一部改訂 |
注記 |
文献:p245〜254 |
内容紹介 |
自然言語と異なり整備された規則をもつプログラミング言語。その記号論的探求は、一方で自然言語に通底する知見をもたらす。再帰性の概念を軸に、人間の記号系の本質を再考する。 |
著者紹介 |
東京大学大学院情報工学専攻博士課程修了。同大学先端科学技術センター教授。 |
目次タイトル |
第1章 人工言語と記号論 |
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1.1 本書の目的 1.2 記号論の形式化 1.3 人工言語の必然性 1.4 関連研究 1.5 本書の構成 |
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第2章 情報記号 |
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2.1 導入 2.2 二つのプログラム例 2.3 識別子 2.4 識別子の解釈層 2.5 汎記号主義 |
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第Ⅰ部 記号のモデル |
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第3章 バビロンの混乱 |
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3.1 二元論と三元論 3.2 二つの仮説 3.3 二つのパラダイムと記号モデル 3.4 二元論・三元論の対応 3.5 まとめ |
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第4章 記号が一体化する時 |
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4.1 記号の基本的性質 4.2 ラムダ計算 4.3 ラムダ項と記号のモデル 4.4 記号の再帰的定義 4.5 記号のモデルと再帰 4.6 ソシュールの差異 4.7 まとめ |
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第5章 「である」と「する」 |
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5.1 「である」と「する」 5.2 クラスと抽象データ型 5.3 「である」に基づく構成 5.4 「する」に基づく構成 5.5 「である」「する」と記号モデル 5.6 「である」と「する」の融合 5.7 まとめ |
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第Ⅱ部 記号の種類 |
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第6章 文x:=x+1 |
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6.1 三つの異なる記号 6.2 指示の曖昧性 6.3 イェルムスレウの記号の分類 6.4 パースの記号の分類 6.5 二つの記号分類の対応 6.6 まとめ |
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第7章 三種類の項 |
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7.1 三次性 7.2 定義文と式 7.3 カリー化 7.4 チャーチの変換 7.5 プログラム中の三次性 7.6 まとめ |
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第8章 ある■・その■ |
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8.1 是態 8.2 語りの自動化-ある実例 8.3 是態の種類 8.4 是態の復旧 8.5 その■の種類 8.6 まとめ |
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第Ⅲ部 記号のシステム |
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第9章 構造的・構成的 |
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9.1 暴走する機械 9.2 記号と再帰 9.3 自然言語:構造的な記号系 9.4 情報記号系:構成的な記号系 9.5 構造的・構成的 9.6 まとめ |
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第10章 記号と時間 |
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10.1 インタラクション 10.2 状態遷移機械 10.3 参照透明性 10.4 副作用 10.5 記号の時間性 10.6 副作用と記号系 10.7 まとめ |
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第11章 系の再帰と進化 |
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11.1 自然言語系の再帰性 11.2 記号系の再帰性 11.3 言語系の再帰性の種類 11.4 情報記号系の再帰性 11.5 情報記号系の系の再帰性 11.6 まとめ |
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第12章 結語 |