タイトルコード |
1000100612701 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
中国民族性 第3部 |
巻次(漢字) |
第3部 |
書名ヨミ |
チュウゴク ミンゾクセイ |
各巻書名 |
1980年代以降の中国民族性の変遷 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
沙 蓮香/著
津田 量/訳
森山 美紀子/監訳
久保 輝幸/監訳
鈴木 昭吾/監訳
劉 偉/監修
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著者名ヨミ |
サ レンコウ ツダ リョウ モリヤマ ミキコ クボ テルユキ スズキ ショウゴ リュウ イ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
グローバル科学文化出版
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出版年月 |
2017.12 |
本体価格 |
¥4980 |
ISBN |
978-4-86516-022-2 |
ISBN |
4-86516-022-2 |
数量 |
514p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
361.42
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件名 |
中国人
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内容紹介 |
2000年以降、高度経済成長を経て、近代化した中国の人々の思考や観念に生じた大きな変化を記録する。文化大革命以降、改革開放を経て今日に至るまでの中国社会の変化を具体例を通じて浮かび上がらせる。 |
目次タイトル |
前書き 民族性の研究に関する思考 |
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一 民族性を理解するために必要な3つの観念 二 2つの「別解」 三 「標識」の設定の変遷 |
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序論 中国における中国人の研究 |
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一 「中国における中国人の研究」の可能性と制限 二 中国民族性の研究回顧 |
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第一章 民族性と民族性の変遷の「別解」 |
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一 文化の変遷と社会の変遷 二 社会運動と社会合意 三 民族性の変遷の地理要素と人口要素 四 民族性の変遷の文化と制度要素 五 民族性と民族性の変遷の「別解」 |
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第二章 1980年代の農民の自由と勤労 |
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一 「制度的事件」 二 人口の大移動-「農民工」と農民工の「子孫」 三 農民の性格の変遷の特徴 |
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第三章 「生と死」への関心と読書ブーム |
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一 「人間」の「問題」に対する反省 二 読書と学問を探求すること 三 青年の人文学的な訴えと極めて得難い人物 |
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第四章 経済と「科学技術を生産品に転換する」道へ進む |
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一 科学者の「科学者」たる意義 二 生産品の「生産」と理性の選択 三 生産品の「販売」と理性の選択 四 中関村の「性質の異なる」思考 五 文化理念と理性行為 |
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第五章 知識分子の分化 |
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一 分析の枠組みの「分化」 二 思想啓蒙学者銭理群 三 中国の社会科学の自主的な反省と実践者鄧正来 |
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第六章 1990年代の「性別」と「性別」問題の深刻性 |
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一 北京「世界女性会議」と一人の女性村主任 二 「性別」の苦境を抜け出す 三 男女の生命の価値の同一 |
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第七章 労働者の下崗(リストラ)と労働者「市民」 |
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一 「国有企業」改革と「国有資産」の流失 二 労働者のリストラ 三 労働者「市民」 |
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第八章 「2003年」の象徴的な事件とインターネットの役割の転換 |
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一 「政府の情報公開」と「知る権利」 二 「孫志剛事件」が人間性の「底」を揺り動かす 三 インターネットの役割に生じた変化 四 民族性の変遷によって現れた階級性 |
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第九章 「2008年」と「公共」精神の勃興 |
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一 四川と人間性の光 二 北京オリンピックと北京の「人文(ヒューマニティ)」 三 公共文明とは民族性の創生において超えてはならない分野である |
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第十章 「行動者」としてのボランティアの意義 |
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一 「行動者」としてのボランティア 二 「格物致知」の意義 三 「行動者」にとっての「格物致知」 四 「ボランティア」が民族性を生み出す「行動」を変える |
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第十一章 「中庸」の別解 |
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一 「中庸」研究の始動 二 「中庸」別解:「多数」と「少数」 三 「別解」とは思考の転換である |
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第十二章 「文明」に対する希望の力 |
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一 「少数」の「狂」 二 「80後」という「少数」 三 新人世代の文明への態度 |
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第十三章 結論ではない結論 |
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一 執筆の手配 二 「別解」執筆の貫徹 三 執筆中の知識分子 四 執筆の最後の落とし所、マナーと民族性の創生 五 過程としての中国人の自己観察 |
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第十四章 「心の光」に伴われた中国民族性研究 |
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添付Ⅰ 添付Ⅱ |