タイトルコード |
1000100620171 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
帝国日本の外交と民主主義 |
書名ヨミ |
テイコク ニホン ノ ガイコウ ト ミンシュ シュギ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
酒井 一臣/著
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著者名ヨミ |
サカイ カズオミ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
吉川弘文館
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出版年月 |
2018.6 |
本体価格 |
¥7500 |
ISBN |
978-4-642-03877-5 |
ISBN |
4-642-03877-5 |
数量 |
5,258,3p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
319.1
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件名 |
日本-対外関係-歴史
民主主義
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内容紹介 |
国際協調や不戦条約などの外交課題から、戦間期日本におきた国民外交論の内実と展開、破綻要因を追究。近代日本の事例から、ポピュリズムが盛行する現代社会の「外交と民主主義」の関係を問い直す。 |
著者紹介 |
1973年岡山県生まれ。大阪大学大学院文学研究科学位取得修了。博士(文学)。九州産業大学国際文化学部准教授。著書に「はじめて学ぶ日本外交史」など。 |
目次タイトル |
序章 大衆は外交に関われるのか |
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一 本書の問題意識 二 研究手法 三 本書の構成 |
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第一部 国民外交の時代 |
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第一章 渋沢栄一の渡米実業団 |
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はじめに 一 国民外交と民間外交 二 「兵役」としての渡米実業団 三 外交教育としての渡米実業団 四 ふれられぬ移民問題 おわりに |
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第二章 国民外交の逆説 |
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はじめに 一 日本版国民外交論の形成 二 信夫淳平の国民外交論 三 国民外交と国際協調主義の限界 おわりに |
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第三章 不戦条約再考 |
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はじめに 一 不戦条約の意義 二 「人民の名に於て」論争の分析 三 外交の民主化と不戦条約 おわりに |
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第二部 移民と文明国標準 |
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第一章 移民か棄民か |
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はじめに 一 日本における移民研究の問題点 二 文明国標準の移民観 三 外交官の移民観 おわりに |
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第二章 京大教授原勝郎の南洋観 |
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はじめに 一 一縉紳の南洋観 二 原勝郎の歴史認識 おわりに |
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第三章 島崎藤村の南米行 |
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はじめに 一 藤村南米派遣の外交的意味 二 『南米移民見聞録』 三 藤村の「国民外交」 おわりに |
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第三部 迷走する新秩序 |
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第一章 「脱欧入亜」の同床異夢 |
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はじめに 一 レイサム使節団の「親善」 二 出淵使節団の「親善」 おわりに |
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第二章 小村寿太郎へのオマージュ |
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はじめに 一 古典外交と新秩序論 二 古典外交論者にとっての「新秩序」 三 二つの小村寿太郎伝 おわりに |
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第三章 金子堅太郎の「国民外交」 |
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はじめに 一 金子遣米の背景 二 アメリカでの広報活動 三 排日問題 おわりに |
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終章 外交と民主主義のゆくえ |