タイトルコード |
1000100647528 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
古墳時代のモノと墓 |
書名ヨミ |
コフン ジダイ ノ モノ ト ハカ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
秋山 浩三/著
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著者名ヨミ |
アキヤマ コウゾウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
新泉社
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出版年月 |
2018.8 |
本体価格 |
¥10000 |
ISBN |
978-4-7877-1815-0 |
ISBN |
4-7877-1815-0 |
数量 |
343p |
大きさ |
27cm |
分類記号 |
210.32
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件名 |
古墳
遺跡・遺物-近畿地方
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内容紹介 |
京都府向日市の古墳時代後期の前方後円墳・物集女車塚古墳、大阪府八尾市の古相の横穴式石室墳・七ツ門古墳など、著者のこれまでの発掘調査と研究の成果を収録する。「弥生時代のモノとムラ」姉妹書。 |
著者紹介 |
1957年大阪府生まれ。岡山大学大学院修士課程文学研究科史学専攻修了。博士(文学):大阪大学。大阪府立弥生文化博物館副館長兼学芸課長。著書に「交合・産・陰陽道・臼」など。 |
目次タイトル |
第1章 古墳を発掘する 向日市・物集女車塚古墳-後期古墳の例 |
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1-不気味な写真 2-カメラが見た石室内部 3-内部主体の発掘 4-墳丘の調査-いびつな前方後円墳 5-報告書作成と整備計画 6-おわりに 7-コラム:物集女車塚と杉の木 8-「物集女車塚古墳研究会」の開催記録 |
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第2章 特異な組合式家形石棺とその系譜 |
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1-はじめに 2-特異な組合式家形石棺の属性 3-物集女車塚石棺の特質と系譜上の位置 4-京都府南部における物集女車塚石棺の位置 5-おわりに |
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第3章 古墳副葬須恵器の産地推定一例-物集女車塚・井ノ内稲荷塚における微細特徴からの追究 |
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1-後期前方後円墳に副葬された高杯のクセ 2-陶邑窯跡群と千里窯跡群、そして陶邑周辺部の窯跡 3-生産地はどちらか 4-微細観察の有効性-結びにかえて |
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第4章 物集女車塚の須恵器産地推定・補遺 |
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1-乙訓の後期首長古墳に副葬された高杯のクセと生産地 2-杯・杯蓋ほかの内面にほどこされた最終調整の相違 3-装飾付須恵器・人物小像の属性 4-口縁端部に刻目状調整をもつ杯蓋例の増加 5-結びにかえて |
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第5章 「物集女ノ群集墳」の再評価 |
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1-はじめに 2-「物集女ノ群集墳」の諸記録 3-採集地点と遺物の概要 4-若干の検討(1)装飾付須恵器と結晶片岩類 5-若干の検討(2)「物集女ノ群集墳」の現状把握と再評価 6-おわりに |
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第6章 前方後円墳集成 地域の概要 河内 |
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1-はじめに 2-北・中河内 3-古市古墳群 4-南河内 |
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第7章 北・中河内の古墳編年と首長墳系列 |
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1-はじめに 2-各地域における首長墳の編年と系列 3-首長墳系列の特質 4-おわりに |
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第8章 北・中河内の前期古墳にみる特質 |
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1-フォーラム講演項目ほか 2-はじめに 3-古墳の分布状況 4-各地城における前期古墳の状況 5-北・中河内にみる前期古墳の特質 6-おわりに 7-「質疑・討論」での補足説明-楽音寺・大竹古墳群の成立基盤集落 |
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第9章 埋没横穴式石室墳・七ツ門古墳の位置づけ |
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1-はじめに-沖積低地で新発見された横穴式石室墳 2-七ツ門古墳の特異性 3-築造年代の検討 4-周辺の古墳との関係 5-まとめと課題 |
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第10章 生駒山西麓中部の群集墳形成過程・構成をめぐって-花草山古墳群・五里山古墳群と採集資料の検討 |
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1-はじめに 2-花草山古墳群・五里山古墳群の位置と環境 3-両古墳群および近接古墳群の実態再整理 4-新紹介の採集資料 5-各古墳群の再整理と採集資料が提示するもの 6-おわりに |
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第11章 池上曽根遺跡の初期須恵器と断想 |
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1-はじめに 2-初期須恵器の検出状況 3-初期須恵器の概要 4-池上曽根遺跡における須恵器出土地点からうかがえる動態 5-若干の雑感 6-おわりに |
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第12章 近畿における吉備型甕の分布とその評価 |
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1-ことの発端 2-近畿における吉備型甕の発見・研究抄史 3-近畿各地域出土の吉備型甕の集成と概観 4-近畿における吉備型甕の分布傾向と特質 5-吉備型甕搬入の評価をめぐって-結びにかえて |