タイトルコード |
1000100664273 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
南東アラスカ先住民のくらしと生態系の保全 |
書名ヨミ |
ナントウ アラスカ センジュウミン ノ クラシ ト セイタイケイ ノ ホゼン |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
奥田 郁夫/著
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著者名ヨミ |
オクダ イクオ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
農林統計協会
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出版年月 |
2018.10 |
本体価格 |
¥2500 |
ISBN |
978-4-541-04267-5 |
ISBN |
4-541-04267-5 |
数量 |
6,192p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
519.85394
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件名 |
自然保護-歴史
森林保護-歴史
アラスカ-歴史
先住民族
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注記 |
文献:p175〜183 |
内容紹介 |
アメリカ合衆国における自然の「保護」と「保全」思想の源流を考察。アラスカ州を事例として1950年代以降の国有林・私有林の開発の歴史を検証することで、森林の「保護」と「保全」の考え方の成立の経緯を明らかにする。 |
著者紹介 |
1953年生まれ。京都大学大学院農学研究科博士課程修了。博士(農学)。名古屋市立大学大学院芸術工学研究科教授。専攻は環境経済論。著書に「農業労働災害と補償制度」がある。 |
目次タイトル |
序章 本書の課題と構成 |
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第1章 アメリカ合衆国における自然の「保護」と「保全」思想の源流 |
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第1節 ミューアの「保護」思想を育んだもの:シエラ・ネバダ山脈での自然との一体化(「父なる神」から「母なる神」へ) 第2節 ピンショの「保全」思想を育んだもの:祖父の世代の森林伐採に対する危機意識(父親から託された使命) 第3節 ミューアとピンショの出会いと決別に至る経緯:西部調査について |
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第2章 アラスカ先住民による木材生産と持続可能な森林管理-アラスカ先住民の株式会社corporation方式による土地所有権の確立過程について- |
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第1節 はじめに 第2節 アメリカ先住民の自立に向けた株式会社corporation方式が具体化されるまでの経緯 第3節 ANCSA成立にともなう株式会社による土地所有の経緯とその結果 第4節 おわりに |
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第3章 アラスカ先住民による木材生産と持続可能な森林管理-1980年代南東アラスカ・先住民企業の木材生産と持続可能な森林管理- |
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第1節 はじめに 第2節 先住民企業による木材生産 第3節 「営業純損失net operating losses:NOLs」の譲渡による先住民企業の救済 第4節 おわりに |
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第4章 南東アラスカの国有林における木材生産と持続可能な森林管理-1990年代アラスカ州トンガス国有林における保全政策について- |
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第1節 はじめに 第2節 1990年トンガス林業改革法Tongass Timber Reform Act 第3節 1990年代アラスカ州の木材生産をとりまく経済環境の変化 第4節 1997年トンガス森林計画 第5節 おわりに |
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第5章 2000年代南東アラスカにおける木材生産の縮小と持続可能な森林管理 |
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第1節 はじめに 第2節 トンガス国有林TNFからの木材生産量の減少と森林運営プログラムforest stewardship program(plan) 第3節 シーラスカにおける木材生産量の減少とその対応 第4節 おわりに |
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第6章 アラスカにおける土地配分と「自然保護」をめぐる対立の10年-ANCSA of 1971からANILCA of 1980まで- |
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第1節 はじめに 第2節 ANCSA SEC.17(d)(2)条項が求められた背景-ウィルダネス・ソサエティと1964年ウィルダネス法- 第3節 ANCSA SEC.17(d)(2)条項制定の過程について 第4節 ANILCAの成立とその達成したもの 第5節 おわりに |
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第7章 グレイシャー・ベイにおけるフーナ・トーテム・コーポレーションの観光開発 |
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第1節 はじめに 第2節 1990年代後半以降2004年に至る観光開発の経緯 第3節 2004年初寄港以降の観光開発とコミュニティへの経済上の影響 第4節 おわりに |
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終章 まとめにかえて |