タイトルコード |
1000100670004 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
<精神的>東洋哲学 |
書名ヨミ |
セイシンテキ トウヨウ テツガク |
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顕現しないものの現象学 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
永井 晋/著
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著者名ヨミ |
ナガイ シン |
出版地 |
東京 |
出版者 |
知泉書館
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出版年月 |
2018.11 |
本体価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-86285-285-4 |
ISBN |
4-86285-285-4 |
数量 |
20,242,11p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
120.4
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件名 |
東洋思想
現象学
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内容紹介 |
現象学、ユダヤ思想、イスラーム神秘主義、仏教の知を横断。「東洋」における現象学的経験を主題に、「<精神的>東洋哲学」の論理を追求する。「現象学の転回」の続編。 |
著者紹介 |
1960年東京生まれ。パリ第4大学等を経て、東洋大学文学部教授。博士(文学)。著書に「現象学の転回」など。 |
目次タイトル |
序論 |
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第Ⅰ部 「<精神的>東洋」の論理 |
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第一章 現象学の<神学的転回> |
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一 「現象学の神学的転回」 二 神の唯一性と偶像崇拝 三 三つのモデル |
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第二章 象徴の哲学 |
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一 シェリングとカバラー 二 ルリアのツィムツム 三 「神名のカバラー」 結論 |
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第三章 潜在性の現象学 |
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一 ミシェル・アンリの一者の現象学 二 アンリ・コルバンと中間イマジナル界の現象学 |
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第四章 神名の沈黙と語ること |
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序 「いかに語らないか」 一 徹底化した現象学的還元としてのカバラー 二 ルリアのカバラーと「沈黙の/即語り」 三 レヴィナスの「語ること(dire)/語られたこと(dit)」 結論 |
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第Ⅱ部 「<精神的>東洋」の哲学 |
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第五章 「雅歌」の形而上学/生命の現象学 |
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序 生命論としての『全体性と無限』 一 「雅歌」のミドラシュ的解釈 二 『全体性と無限』と「雅歌」 結論 エヒエー・アシェル・エヒエー |
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第六章 <東洋哲学>とは何か |
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序 Ⅰ 西田幾多郎の<東洋哲学> 一 西田の<西洋>と<東洋> 二 「直観」と「純粋経験」 三 「反省」と「自覚」 四 「判断」と「場所」 五 西田からコルバン/井筒へ Ⅱ コルバンと井筒の<東洋哲学> 一 <禅>から<密教>へ 二 アンリの<東洋>現象学 三 コルバンの「創造的想像力」 四 光の現象学と元型的比較哲学 結論 |
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第七章 井筒俊彦の「<精神的>東洋哲学」 |
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序 井筒俊彦の構想 一 「日本哲学」と「東洋哲学」 二 「精神的」とは何か 三 「精神的東洋」的還元のプロセス 四 マンダラの構造現象学 結論 現象と構造 |
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第Ⅲ部 「<精神的>東洋」の展開 |
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第八章 形而上学としての比較哲学 |
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序 一 マソン・ウルセルの比較哲学 二 現象学の方法 三 コルバンの現象学 四 イブン=アラビーの創造的想像力 結論 形而上学としての比較哲学 |
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第九章 共生の形而上学 |
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一 形而上学としての共生思想 二 多神教から一神教へ 三 「形而上学とは何か」 四 レヴィナスの一/無限の形而上学 五 秘教的「共生の形而上学」 |
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第一〇章 形なきものの形を創る |
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一 「顕現しないもの」としての芸術 二 レヴィナス 三 禅仏教の美学 結論 「<精神的>東洋」としての水墨画 |
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結論 “als”から「即」へ |