タイトルコード |
1000100670892 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
人道支援は誰のためか |
書名ヨミ |
ジンドウ シエン ワ ダレ ノ タメ カ |
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スーダン・ダルフールの国内避難民社会に見る人道支援政策と実践の交差 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
堀江 正伸/著
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著者名ヨミ |
ホリエ マサノブ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
晃洋書房
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出版年月 |
2018.11 |
本体価格 |
¥5200 |
ISBN |
978-4-7710-3109-8 |
ISBN |
4-7710-3109-8 |
数量 |
10,247p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
329.39
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件名 |
人道支援
スーダン
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注記 |
文献:p219〜237 |
内容紹介 |
難民の2倍存在する国内避難民を、国際社会はどう保護し、支援できるか。スーダン・ダルフール支援の実態に迫り、人道支援政策と現実との乖離を解明。政策理論と現場の融合を模索する。 |
著者紹介 |
早稲田大学社会科学研究科博士後期課程修了(博士(学術))。国際連合世界食糧計画(WFP)を経て、武庫川女子大学文学部英語文化学科教授。 |
目次タイトル |
序章 国内避難民とは誰か |
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第1節 国内避難民への国際的関心の高まり 第2節 難民とは違うのか 第3節 国内避難民問題を理解,考察するために 第4節 現在までの知識の蓄積 第5節 なぜフィールドへ視点か 第6節 国際的な政策とローカルな社会を結ぶ 第7節 フィールド調査の限界 |
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第Ⅰ部 理論編 国内避難民と国際社会 |
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第1章 東西冷戦以前の人道支援 |
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第1節 人道支援の生い立ちと種類 第2節 人道支援への期待とその弊害 第3節 未知の領域 第4節 国内避難民と人道支援 |
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第2章 ポスト冷戦期の新しい潮流 |
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第1節 国内避難民の支援に関する規範と国際法的な発展 第2節 国内避難民支援への規範の整備から生まれた概念 第3節 国内避難民支援に関する制度的発展 第4節 現行の国際的国内避難民支援と保護の枠組みに関する再考 |
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第Ⅱ部 事例編 スーダン・ダルフールの国内避難民と人道支援 |
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第3章 スーダン・ダルフールと国際社会 |
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第1節 国民国家建設をめぐるスーダンの特殊性と複雑性 第2節 ダルフール紛争の背景分析 |
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第4章 国際的支援の受け手が織りなすローカルな社会 |
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第1節 モルニ国内避難民キャンプ 第2節 国際支援とローカルがぶつかる場所 第3節 国内避難民の生活の場から見えたこととは |
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第5章 新しい食糧支援 |
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第1節 食糧によらない食糧支援:粉挽きバウチャー・プロジェクト 第2節 食糧支援と教育:学校給食プロジェクト 第3節 新しいプロジェクトから支援者は何を学んだか |
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第Ⅲ部 考察編 理論と現場の融合を目指して |
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第6章 国内避難民への人道支援を振り返って |
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第1節 主権国家と人権 第2節 支援者が貼る新しいラベル 第3節 支援機関間の協働メカニズムの曖昧性 第4節 明らかになる支援,保護制度が立脚している仮説 第5節 今後検討されるべき問題 |
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終章 これからの国内避難民支援に向けて |
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第1節 人道支援機関の役割とドナー国の協力 第2節 国内避難民社会を修復,再構築する人道支援へ 第3節 人道支援を通じた平和教育支援の可能性 第4節 結びにかえて |