タイトルコード |
1000100735584 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
アメリカにおけるヒロシマ・ナガサキ観 |
書名ヨミ |
アメリカ ニ オケル ヒロシマ ナガサキカン |
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エノラ・ゲイ論争と歴史教育 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
藤田 怜史/著
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著者名ヨミ |
フジタ サトシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
彩流社
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出版年月 |
2019.8 |
本体価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-7791-2607-9 |
ISBN |
4-7791-2607-9 |
数量 |
318,76p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
253.07
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件名 |
太平洋戦争(1941〜1945)
原子爆弾
歴史教育
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注記 |
文献:巻末p59〜76 |
内容紹介 |
広島に原子爆弾を投下したB29戦略爆撃機「エノラ・ゲイ号」。その展示をめぐって、90年代合衆国で論争の嵐が吹き荒れた。米国人が抱える原爆投下認識を、合衆国の歴史教育から紐解く。 |
著者紹介 |
明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。同大学文学部兼任講師。博士(史学)。専門は米国史、戦争の歴史と記憶をめぐる問題について。 |
目次タイトル |
第一章 問題の所在-エノラ・ゲイ論争と原爆投下の記憶 |
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第一節 アメリカにおける原爆投下認識-エノラ・ゲイ論争から 第二節 アメリカ国民は何を知っているのか |
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第二章 原爆投下をめぐる研究動向 |
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第一節 原爆投下決定研究における三つの学派の成立 第二節 原子爆弾に対する認識と反対論の有無 第三節 日本は降伏寸前であったのか-アメリカ側の認識と実際の状況 第四節 米軍の日本本土侵攻作戦と予測死傷者数 第五節 原爆投下の代案と降伏の決定要因 第六節 原爆投下の歴史的コンテクスト |
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第三章 アメリカ歴史教科書における原爆投下の決定 |
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第一節 敗戦直後から一九八〇年代まで 第二節 多様な見解の提示-一九九〇年代の歴史教科書 第三節 反動の兆候-二〇〇〇年代以降 |
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第四章 歴史教科書における原爆投下の位置付け |
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第一節 歴史教科書における第二次世界大戦-軍事的展開への偏重 第二節 歴史教科書における冷戦初期の構成 第三節 第二次世界大戦と冷戦における原爆投下 第四節 核時代における原爆投下 |
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第五章 原爆投下と核時代-NASMの試み |
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第一節 エノラ・ゲイ号展示計画の立案 第二節 展示台本第一稿「岐路」の内容 第三節 展示台本第一稿への反応 |
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第六章 国立航空宇宙博物館の挫折 |
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第一節 「核軍拡競争」の削除要求 第二節 「核軍拡競争」の削除へ 第三節 「最終幕」中止の決定 |
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結論 |