タイトルコード |
1000100753137 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
中世足利氏の血統と権威 |
書名ヨミ |
チュウセイ アシカガ シ ノ ケットウ ト ケンイ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
谷口 雄太/著
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著者名ヨミ |
タニグチ ユウタ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
吉川弘文館
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出版年月 |
2019.11 |
本体価格 |
¥9500 |
ISBN |
978-4-642-02958-2 |
ISBN |
4-642-02958-2 |
数量 |
5,334,8p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.46
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件名 |
日本-歴史-室町時代
足利氏
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内容紹介 |
中世後期、尊貴な存在であるとされた足利一門のなかでも別格の家格・権威を有した吉良・石橋・渋川の三氏(御一家)を検証。一門を上位とする武家の儀礼・血統的な秩序の形成から三好氏や織田信長の武威による崩壊までを描く。 |
著者紹介 |
1984年兵庫県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。同大学院人文社会系研究科(文学部)研究員、博士(文学)。 |
目次タイトル |
序章 現状と課題 |
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第Ⅰ部 足利氏御一家論 |
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第一章 武蔵吉良氏の歴史的位置 |
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はじめに 第一節 戦国期前夜の吉良氏(十五世紀〜十六世紀前半) 第二節 吉良頼康の時代(一五四〇年代〜一五五〇年代) 第三節 吉良氏朝の時代(一五六〇年代〜一五九〇年) おわりに |
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第二章 戦国期における三河吉良氏の動向 |
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はじめに 第一節 今川-斯波抗争の勃発と吉良氏当主・家臣団 第二節 今川-斯波抗争の終焉と「ある一通の書状」の位置付け 第三節 今川氏との蜜月関係 第四節 今川氏との関係崩壊 おわりに |
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第三章 都鄙における御一家石橋氏の動向 |
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はじめに 第一節 「都」における動向 第二節 「鄙」における動向 おわりに |
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第四章 中世後期における御一家渋川氏の動向 |
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はじめに 第一節 渋川氏の来歴 第二節 京都渋川氏の動向 第三節 関東渋川氏の動向 おわりに |
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第五章 足利氏御一家考 |
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はじめに 第一節 御一家の基礎的考察 第二節 御一家の歴史的前提 第三節 御一家の歴史的意義 おわりに |
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付論 戦国期斯波氏の基礎的考察 |
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はじめに 第一節 現状と課題 第二節 斯波義敏・義寛の時代 第三節 斯波義統の時代 おわりに |
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第Ⅱ部 足利的秩序論 |
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第一章 足利一門再考 |
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序節 「御一家」の二つの意味から 第一節 「足利一門」とは誰のことか 第二節 「足利一門」であるということ 第三節 「足利一門」になるということ 終節 「上からの改革」としての足利的秩序崩壊 |
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付論一 中世後期島津氏の源頼朝末裔主張について |
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第二章 中世後期武家の対足利一門観 |
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はじめに 第一節 地方武士の認識 第二節 中央大名の認識 おわりに |
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付論二 中世における吉良氏と高氏 |
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はじめに 第一節 『酒匂安国寺申状』の中の吉良氏と高氏 第二節 史実(歴史的事実)との関係性 おわりに |
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第三章 武家の王としての足利氏像とその形成 |
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はじめに 第一節 足利氏の擁立 第二節 足利氏の権威獲得過程 おわりに |
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第四章 足利時代における血統秩序と貴種権威 |
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はじめに 第一節 足利絶対観の形成・維持 第二節 足利的秩序の形成・維持 第三節 足利的秩序の崩壊 おわりに |
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終章 結論と展望 |