タイトルコード |
1000100758408 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
中世日記文学の表現方法 |
書名ヨミ |
チュウセイ ニッキ ブンガク ノ ヒョウゲン ホウホウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
高木 周/著
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著者名ヨミ |
タカギ シュウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
青簡舎
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出版年月 |
2019.10 |
本体価格 |
¥9000 |
ISBN |
978-4-909181-22-0 |
ISBN |
4-909181-22-0 |
数量 |
321p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
915.4
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件名 |
日記文学
日本文学-歴史-中世
和歌-歴史
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内容紹介 |
旅をしつつ、来し方の恋や他者とのえにしを偲ぶ自己像を日記の中に創り出した「とはずがたり」の二条と「十六夜日記」の阿仏。その表現方法を、歌に注目しつつ考察する。『国語と国文学』ほか掲載を書籍化。 |
著者紹介 |
1981年東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。同大学国文学研究室助教。博士(文学)。 |
目次タイトル |
序章 |
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はじめに 一 第一部の論点 二 第二部の論点 三 第三部の論点 四 本書の焦点 |
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第一部 阿仏尼作品の表現 |
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第一章 『阿仏の文』論 |
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はじめに 一 「言少な」 二 「心長き」 三 主君の心 四 「三条の后」 五 末・底・まこと おわりに |
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第二章 『十六夜日記』の路次の記の和歌における対照性 |
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はじめに 一 一首内の対照性1-雨にまつわることば遊び- 二 一首内の対照性2-水にまつわることば遊び- 三 隣接二首間の対照性1-都回帰と旅路のことば遊び- 四 二首間の対照性2-恋の仮構と無常観- 五 恋歌の表現性 おわりに |
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第三章 『十六夜日記』の鎌倉滞在記について |
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はじめに 一 紀内侍との贈答 二 「めぐりあひ」と「命」 三 為子との贈答 四 為相との贈答 五 月の照応 六 消息・贈答集成の先例 おわりに |
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第二部 『とはずがたり』の表現 |
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第一章 二条の父の死をめぐる物語性と託宣 |
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はじめに 一 父の臨終に関する物語との比較 二 二条・後深草院・雪の曙の関係における物語性 三 出産場面における物語との差異 四 寵愛に関する物語との落差 五 巻四の八幡の託宣 六 後編の託宣と亡父に関する記事・歌 おわりに |
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第二章 巻二の「傾城」と二条 |
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はじめに 一 「傾城」の遁世 二 髪切りと詠歌 三 傾城と『なよ竹物語』の里人 四 『今物語』二四話 五 和歌・散文の「憂きはうれし」 六 『とはずがたり』の「憂きはうれし」 おわりに |
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第三章 巻二の女楽 |
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はじめに 一 久我家と琵琶 二 女楽と琵琶 三 琵琶の「思ひ切り」 四 傾城との比較 五 「思ひ切り」の歌 六 遁世のほだし おわりに |
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第四章 歌語表現の反復について |
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はじめに 一 「いつまで草」の表現史 二 『とはずがたり』の「いつまで草」 三 「なるみ」(一)-身の行方と死の不安- 四 「なるみ」(二)-巻三から巻四へ- 五 有明の月・雪の曙の「心の色」 六 後深草院の「心の色」 七 二条の「心の色」 おわりに |
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第五章 巻五の故人追想の和歌 |
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はじめに 一 母の形見「玉くしげ」をめぐる歌 二 父の形見「するすみ」をめぐる歌 三 巻一の「涙の海」詠の反芻 四 二条の「伏見山」詠 五 巻二の後深草院の「伏見山」詠 おわりに |
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第六章 巻五の後深草院の御影をめぐる表現 |
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はじめに 一 御影の「面影」への涙 二 帝王の死後の孤独 三 御影と月光の歌 四 虫と魂 五 伏見の対話における虫と月 おわりに |
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第三部 日記と西行 |
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第一章 『信生法師日記』、『十六夜日記』と西行の「命なりけり」の歌 |
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はじめに 一 西行のさやの中山詠の表現 二 『信生法師日記』の中山詠受容 三 『信生法師日記』の西行像受容と『西行物語』の中山詠 四 『十六夜日記』の中山詠受容 おわりに |
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第二章 『うたたね』、『都の別れ』と西行の月の歌 |
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はじめに 一 西行の月の歌の二側面 二 『うたたね』冒頭の月と涙 三 『うたたね』の涙と西行歌の涙 四 『都の別れ』冒頭の月 五 二極往還者の妻恋い 六 『都の別れ』の妻恋いの歌々 七 『うたたね』と『都の別れ』の比較 おわりに |
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第三章 『とはずがたり』巻四の東国下向と西行 |
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はじめに 一 逢坂の関の桜 二 恋の回想と月の表現 三 富士山の「煙」の恋歌 四 煙の絶えた富士山 五 『うたたね』の富士山と恋の表現 おわりに |
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第四章 『とはずがたり』後編の後深草院思慕と西行の月の歌 |
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はじめに 一 武蔵野の花月 二 武蔵野の月の歌 三 二見の月の歌 四 伏見 五 月下の崩御 おわりに |