タイトルコード |
1000100767531 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
現代修験道の宗教社会学 |
書名ヨミ |
ゲンダイ シュゲンドウ ノ シュウキョウ シャカイガク |
|
山岳信仰の聖地「吉野・熊野」の観光化と文化資源化 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
天田 顕徳/著
|
著者名ヨミ |
アマダ アキノリ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩田書院
|
出版年月 |
2019.9 |
本体価格 |
¥4800 |
ISBN |
978-4-86602-085-3 |
ISBN |
4-86602-085-3 |
数量 |
227p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
188.59
|
件名 |
修験道
山岳崇拝
宗教社会学
|
注記 |
文献:p217〜224 |
内容紹介 |
現代における修験道は「明治維新以来の大転換期」にある。修験道の担い手の変容と、文化財化・文化遺産化の推進という現象に光を当てながら、現代における修験道の変化の内実を論じる。 |
著者紹介 |
1982年千葉県生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科哲学・思想専攻修了。北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院准教授。日本山岳修験学会奨励賞受賞。 |
目次タイトル |
第1章 現代における修験道の位相 |
|
1.はじめに 2.歴史研究の対象としての修験道 3.宗教学における修験道研究の系譜 4.本書の課題 |
|
第2章 近代における行者と講 |
|
1.はじめに 2.背景と問題の所在 3.明治・大正期の行者の活動と講 4.教団の復興に関わる議論-『神變』誌を手掛かりに- 5.おわりに |
|
第3章 近・現代における講の変化 |
|
1.はじめに 2.講と教団の関わり 3.1980年までにおける講の分布と実態 4.データに見る「信仰圏」の縮小と講社間の格差の増大 5.講の「リアリティの減少」の減少 6.おわりに |
|
第4章 修験道にまつわる情報の流行と消費 |
|
1.はじめに 2.「修験道情報ブーム」 3.ブームの前夜 4.修験道ブーム 5.文化財行政の進展と観光の対象としての修験道 6.おわりに |
|
第5章 現代における大峯奥駈修行 |
|
1.はじめに 2.大峯奥駈修行の沿革と位置づけ 3.現代の奥駈修行-東南院の奧駈修行を事例に- 4.体験される物語 5.おわりに 資料5-1.「平成27年東南院大峯奥駈修行のご案内」 資料5-2.「覚え書き」 |
|
第6章 観光資源化される山岳霊場 |
|
1.はじめに 2.霊場熊野の現況と歴史 3.熊野比丘尼の絵解き 4.熊野勧進十界曼荼羅と那智参詣曼荼羅 5.熊野比丘尼の「発掘」と「活用」 6.現代の比丘尼の絵解き 7.おわりに |
|
第7章 「文化」となった山伏 |
|
1.はじめに 2.事例:お燈祭 3.秩序の担い手の変化 4.祭りにおける修験者の復活と現在の役割 5.「山伏行列」に対する認識の変化 6.主体間の認識のズレ 7.おわりに |