検索結果書誌詳細

  • 書誌の詳細です。 現在、予約は 0 件です。
  • 「資料情報」から書誌を予約カートに入れるページに移動します。

蔵書情報

この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。

所蔵数 1 在庫数 1 予約数 0

書誌情報サマリ

書名

転向者・小川未明 

著者名 増井 真琴/著
著者名ヨミ マスイ マコト
出版者 北海道大学出版会
出版年月 2020.12


この資料に対する操作

カートに入れる を押すと この資料を 予約する候補として予約カートに追加します。

いますぐ予約する を押すと 認証後この資料をすぐに予約します。

この資料に対する操作

電子書籍を読むを押すと 電子図書館に移動しこの資料の電子書籍を読むことができます。


登録するリストログインメモ


資料情報

各蔵書資料に関する詳細情報です。

No. 所蔵館 配架場所 請求記号 資料番号 資料種別 状態 個人貸出 在庫
1 東部図書館一般開架91026/オミ 16/2102952398一般在庫 

書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

タイトルコード 1000100879454
書誌種別 図書
書名 転向者・小川未明 
書名ヨミ テンコウシャ オガワ ミメイ
「日本児童文学の父」の影
言語区分 日本語
著者名 増井 真琴/著
著者名ヨミ マスイ マコト
出版地 札幌
出版者 北海道大学出版会
出版年月 2020.12
本体価格 ¥8000
ISBN 978-4-8329-6864-6
ISBN 4-8329-6864-6
数量 8,447,30p
大きさ 22cm
分類記号 910.268
個人件名 小川 未明
内容紹介 「日本児童文学の父」と称される小川未明。その童話以外の文業を積極的に論の対象に据えることで、明治・大正・昭和という三代を生きた文人の、埋もれた横顔を照射する。生誕から晩年に至る、未明の写真も数多く掲載。
著者紹介 1987年茨城県生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程早期修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員(PD)。
目次タイトル 序論 本書の課題
一、小川未明研究史の現状と課題 二、本書の目的と方法 三、本書の特色と意義 四、本書の構成と概要
第Ⅰ部 詩業
第一章 漢詩
はじめに 一、血肉化する漢籍 二、雑誌『中学世界』への投書 三、飯田庄八宛書簡(1) 四、飯田庄八宛書簡(2) 五、未明漢詩の技巧と思想 六、日本近代漢詩史上の位置 小括
第二章 口語自由詩
はじめに 一、詩集『あの山越えて』 二、テキストの異同 三、「淋しい暮方の歌」 四、日本近代詩史上の位置 小括
第Ⅱ部 社会主義
第三章 ユートピアンの夢
はじめに 一、革命待望 二、日本社会主義同盟の創建 三、童話「時計のない村」 四、変奏される時計童話 五、未明の童話観 小括 補節 輝ける大正童話
第四章 反テクノロジーという基層
はじめに 一、マルクス主義への共鳴 二、小説「血の車輪」 三、同時代の汽車・鉄道表象 四、他作家との比較 小括
第五章 革命的知識人の挫折
はじめに 一、未明の知識人批判 二、小説における展開・破綻 三、「童話作家宣言」解釈史の陥穽 四、知識人と革命 小括
第Ⅲ部 国家主義
第六章 転向者の軌跡
はじめに 一、社会主義の影響 二、「ブルジョアを脅威せよ!」 三、国家主義の影響 四、「アジア共同体が真理なのであります」 五、日本近代転向史上の位置(1) 小括
第七章 満洲事変下の後退
はじめに 一、社会主義思想の持続 二、童話「青空の下の原つぱ」 三、転向の萌芽 四、文学者と満洲事変 小括
第八章 国民精神総動員運動への傾倒
はじめに 一、高揚するナショナリズム 二、童話「僕も戦争に行くんだ」 三、雑誌『お話の木』の児童表象 四、文学者と日中戦争 小括
第九章 日本少国民文化協会への結集
はじめに 一、「児童読物改善ニ関スル指示要綱」から日本少国民文化協会設立まで 二、日本少国民文化協会での発言・行動 三、童話「頸輪」 四、文学者と大東亜戦争 小括
第Ⅳ部 戦後民主主義
第一〇章 再転向者の軌跡
はじめに 一、戦後民主主義の影響 二、「戦争が悪いのだ!」 三、日本近代転向史上の位置(2) 小括
第一一章 反転するイデオロギー
はじめに 一、海鷲と陸鷲 二、童話「兄の声」 三、秘匿された聖戦賛美 四、文学者と敗戦 小括
第一二章 老いゆきてなお国士
はじめに 一、警世する老国士 二、童話「ふく助人形の話」 三、知識人と民族 四、童話伝統批判 小括
結論 本書の成果
一、詩業 二、社会主義 三、国家主義 四、戦後民主主義 五、小川未明の転向とは何だったのか



内容細目

関連資料

この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。

2020
2020
910.268 910.268
前のページへ

本文はここまでです。


ページの終わりです。