タイトルコード |
1000100958293 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
競争入札は合理的か |
書名ヨミ |
キョウソウ ニュウサツ ワ ゴウリテキ カ |
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公共事業をめぐる行政運営の検証 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
渡邉 有希乃/著
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著者名ヨミ |
ワタナベ ユキノ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勁草書房
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出版年月 |
2022.1 |
本体価格 |
¥4200 |
ISBN |
978-4-326-30310-6 |
ISBN |
4-326-30310-6 |
数量 |
3,206p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
510.91
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件名 |
公共事業
入札
請負工事
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注記 |
文献:p193〜202 |
内容紹介 |
競争制限的とも評される日本の公共工事調達制度。行政が負担する「情報コスト」が競争制限により削減されていること、その結果として、行政運営上の合理性はむしろ高められていることを、理論と実証の両面から検証する。 |
著者紹介 |
早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程修了。同大学政治経済学術院助教。専門は政治学・行政学。 |
目次タイトル |
序章 日本の公共工事調達と「競争」 |
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第1章 日本における公共調達制度改革とその背景 |
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1 日本の公共調達-現行制度の概要 2 日本の公共工事調達制度の変遷-制度運用の基礎づけから調達制度改革まで 3 本書の問い |
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第2章 先行研究の検討 |
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1 土木建築部門のレントシーキングと競争制限 2 市民の全体利益と調達・入札制度の設計 3 制度をめぐる二つの意思決定過程と三種類の合理性 4 本書の視角-競争制限的制度の合理性に迫るために |
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第3章 公共工事調達を分析する枠組み |
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1 意思決定活動としての公共工事調達 2 意思決定の取引費用 3 分析枠組み-競争入札の万能性を問い直す |
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第4章 落札価格に対する上下限基準の設定 |
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1 本章の問い-落札価格の制限はなぜ必要なのか 2 本章の検討視座-「合理性の限界」への着目 3 理論的な検討-「満足化」による情報コスト削減 4 実証的な検討-実務担当者の認識を手がかりに 5 結論-限定合理的戦略としての一貫性 |
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第5章 参入要件設定による応札数の抑制 |
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1 本章の問い-行政はなぜ応札数を抑制するのか 2 本章の検討視座-調達の取引費用は「単なる事務コスト」なのか 3 理論的な検討-「問題の逐次的処理」による情報コスト削減 4 実証的な検討-再度入札と低入札価格調査に着目して 5 結論-応札数抑制による低価格・高品質の両立的追求 |
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第6章 地方自治体における最低制限価格制の利用 |
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1 本章の問い-最低制限価格制は必要か 2 本章の検討視座-制度に内在する機能への着目 3 理論的な検討-低価格落札か調査負担の回避か 4 実証的な検討-自治体ごとの制度運用規定を手がかりに 5 結論-発注者の情報処理能力に応じた二制度の使い分け |
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終章 競争制限の「合理性」とは何なのか |
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1 実証分析のまとめ 2 本書の結論-競争の制限と低価格・高品質の両立的追求 3 示唆-競争制限をめぐる「三種類の合理性」 4 本書の限界と今後の課題 |