タイトルコード |
1000100987988 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
織田・豊臣城郭の構造と展開 下 |
巻次(漢字) |
下 |
書名ヨミ |
オダ トヨトミ ジョウカク ノ コウゾウ ト テンカイ |
叢書名 |
戎光祥城郭叢書
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叢書番号 |
2 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
中井 均/著
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著者名ヨミ |
ナカイ ヒトシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
戎光祥出版
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出版年月 |
2022.6 |
本体価格 |
¥8800 |
ISBN |
978-4-86403-427-2 |
ISBN |
4-86403-427-2 |
数量 |
365,9p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
521.823
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件名 |
城
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内容紹介 |
考古学・文献史学・縄張り研究の成果を精緻に分析し、織田・豊臣政権が築いた城郭の特徴や、それまでとの違いを論じる。下は、倭城、織田・豊臣城郭の展開、近世城郭への変化をまとめた論考を収録。 |
著者紹介 |
1955年大阪府生まれ。龍谷大学文学部史学科卒業。滋賀県立大学名誉教授。専門は日本考古学。著書に「城館調査の手引き」「中世城館の実像」「信長と家臣団の城」など。 |
目次タイトル |
序章 織田・豊臣城郭と近世城郭 |
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第一部 倭城と滴水瓦 |
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第一章 日韓城郭比較試論 |
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はじめに 一、倭城の特徴 二、両国の城郭観 三、倭城が与えた影響 おわりに |
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第二章 滴水瓦に関する一考察 |
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はじめに 一、滴水瓦とは 二、滴水瓦の分布 三、特殊なタタキ痕を残す瓦 四、考察 おわりに |
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第三章 滴水瓦の伝播と展開 |
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はじめに 一、滴水瓦の分布と新出資料の分析 二、滴水瓦の分類 三、城郭における滴水瓦の導入時期と使用位置 四、再びタタキ痕瓦について おわりに |
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第二部 織田・豊臣城郭の展開 |
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第一章 織豊系城郭の成立要素 |
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はじめに 一、事例の検討 二、調査成果についての考察 三、唐人町・高麗町 おわりに |
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第二章 織豊系城郭の地域的伝播と近世城郭の成立 |
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はじめに 一、中・四国にみる織豊大名の築城 二、九州における織豊系城郭の伝播 三、東北地方における織豊系城郭の出現 四、瓦にみる地方の織豊系城郭の特徴 五、地域における近世城郭の出現 おわりに |
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第三章 織豊期の城郭と大和 |
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はじめに 一、松永久秀の多聞築城と大和の技術 二、諸職と築城 三、土の城から石の城へ おわりに |
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第四章 筒井城から郡山城へ |
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はじめに 一、筒井城の立地と構造 二、大和一国破城と筒井城 三、大和における郡山城の位置 おわりに |
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第五章 加納城の構造 |
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はじめに 一、加納城の構造 二、構造の考察 おわりに |
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第六章 丸岡城天守台の造営年代 |
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はじめに 一、丸岡城天守台の石垣 二、天守台の構造 おわりに |
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第七章 越中における前田氏関連の城郭 |
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はじめに 一、前田利家の越中攻め 二、越中支配の拠点城郭 おわりに |
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第八章 城郭史から見た堀越城 |
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はじめに 一、縄張りから見た堀越城 二、発掘調査成果の概要 三、考察 四、堀越城から弘前城へ おわりに |
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第九章 城郭史からみた兵庫城 |
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はじめに 一、兵庫築城 二、兵庫城の構造 三、大手前面の小曲輪 おわりに |
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第三部 近世城郭への変化 |
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第一章 近世山城井戸考 |
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はじめに 一、松山城の大池について 二、近世山城の井戸について 三、近世山城における井戸の性格 おわりに |
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第二章 近世城郭における堀内障壁について |
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はじめに 一、検出された堀内障壁 二、考察 おわりに |
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第三章 織豊系城郭としての江戸城 |
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はじめに 一、織豊系城郭とは 二、徳川家康の江戸築城 おわりに |
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第四章 到達点としての彦根城 |
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はじめに 一、彦根築城 二、彦根城の縄張りの特徴 おわりに |
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第五章 淀城天守の再検討 |
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はじめに 一、発掘調査で明らかとなった淀城天守台 二、淀城天守造営の経緯 三、淀城天守の構造 四、淀城天守の再検討 五、中井家絵図の検討 おわりに |
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第六章 近江の御茶屋御殿 |
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はじめに 一、将軍の上洛道 二、近江の御茶屋御殿の構造 三、永原御殿と水口御殿 おわりに |
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終章 研究の課題と展望 |