蔵書情報
この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。
書誌情報サマリ
書名 |
<線>で読むディケンズ
|
著者名 |
松本 靖彦/著
|
著者名ヨミ |
マツモト ヤスヒコ |
出版者 |
春風社
|
出版年月 |
2022.4 |
この資料に対する操作
電子書籍を読むを押すと 電子図書館に移動しこの資料の電子書籍を読むことができます。
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
配架場所 |
請求記号 |
資料番号 |
資料種別 |
状態 |
個人貸出 |
在庫
|
1 |
東部図書館 | 一般開架 | 93026/テチ 21/ | 2103001240 | 一般 | 在庫 | 可 |
○ |
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
タイトルコード |
1000100988223 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
<線>で読むディケンズ |
書名ヨミ |
セン デ ヨム ディケンズ |
|
速記術と想像力 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
松本 靖彦/著
|
著者名ヨミ |
マツモト ヤスヒコ |
出版地 |
横浜 |
出版者 |
春風社
|
出版年月 |
2022.4 |
本体価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-86110-747-4 |
ISBN |
4-86110-747-4 |
数量 |
291,6p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
930.268
|
個人件名 |
Dickens Charles |
注記 |
文献:p271〜284 |
内容紹介 |
賑やかな作品世界を生み出したディケンズ。「骨董屋」「クリスマス・キャロル」等の作品を、<線>にまつわる問題に着目して読み直し、「自己と他者」「生と死」など境界線をめぐる想像力の働きを明らかにする。 |
目次タイトル |
序章 <線>で読むディケンズの世界 |
|
1 はじめに-写す(移す)こと・線を越えること 2 各章の概要と先行研究 |
|
第1部 ディケンズの速記と想像力 |
|
第1章 ディケンズの速記と人物造形 |
|
1 「ちょっとしたしるし」-速記的人物描写 2 「キャラクター」の最初の萌芽 3 A was an Archer-アルファベットから人物へ 4 「ちょっとしたしるし」からイメージ、人物像へ-速記術 5 「細部」、「断片」とヴィクトリア朝 |
|
第2章 ディケンズとホガースの速記術 |
|
1 速記者のまなざし 2 世界を書き写す 3 生身の転写術 4 繁茂するイメージ 5 転写の劇場 |
|
第2部 境界線をめぐるドラマ |
|
第3章 大人と子どもの境界線 |
|
1 「子ども」の発見と「子ども」像をめぐる矛盾 2 ディケンズの子どもへの関心 3 第一の精霊とスクルージの涙 4 ロマン派的癒しと「内なる過去」への旅 5 過去を想起して自由を得る-スクルージの「内なる子ども」との邂逅 6 ファンタジーのもつ力 7 ディケンズの「内なる過去」 |
|
第4章 自他を隔てる境界線(1)『大いなる遺産』 |
|
1 「見捨てられた」少年ディケンズ 2 ピップの生育環境と心の境界線 3 乗っ取られるピップの人生 4 ピップの夢と拡大するナルシシズム 5 ピップの(ディケンズの)内なる子ども 6 二つの結末-覚醒と揺り戻し |
|
第5章 自他を隔てる境界線(2)『ドンビー父子』 |
|
1 心を読み合う人物たち 2 父親の心を写し取るフローレンス 3 線引きに失敗しているドンビー氏 4 ドンビー父娘の「もう一人の自分」 5 遍在する「もう一人の自分」たち 6 分身を介して生まれ変わるドンビー氏 7 義母を閉め出すフローレンス 8 フローレンス化する世界 |
|
策3部 境目の想像力 |
|
第6章 生きているのか死んでいるのか |
|
1 『骨董屋』という見世物小屋 2 人形じみた人間たち 3 クウィルプの人間臭い死に様 4 生きること=化けること |
|
第7章 いずれは死なねばならぬから |
|
1 焦らしの裏側-『骨董屋』にみるヒロインの緩慢な死 2 去来と浮沈-fort‐da物語としての『互いの友』 3 フィクションの終結と生命の終わり |
|
終章 越境するディケンズ(の想像力) |
|
1 ディケンズと現代の「内なる子ども」 2 継ぎ目(切れ目)なさの問題性-庇護と搾取、愛情と侵犯 3 主人公たちの自己疎外とその解決策 4 ラカン的赦しと自己実現 5 fort‐daと(分身の中への)自己疎外 6 ハイブリッド・リテラシー-(文字として)読みつつ(形状・表情を)見る 7 死体のような文字 8 “Horcruxes”としてのディケンズの人物たち |
内容細目
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
前のページへ