| タイトルコード |
1000100988374 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
ベルクソン反時代的哲学 |
| 書名ヨミ |
ベルクソン ハンジダイテキ テツガク |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
藤田 尚志/著
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| 著者名ヨミ |
フジタ ヒサシ |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
勁草書房
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| 出版年月 |
2022.5 |
| 本体価格 |
¥6000 |
| ISBN |
978-4-326-10300-3 |
| ISBN |
4-326-10300-3 |
| 数量 |
10,590,29p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
135.4
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| 個人件名 |
Bergson Henri |
| 注記 |
文献:巻末p9〜29 |
| 内容紹介 |
概念とイメージの緊張関係を精緻に読み解き、ベルクソンを反時代的哲学として読み返す。最新の研究成果を踏まえつつ、「持続」「純粋記憶」等の鍵概念の理解には、「リズム」や「場所」のイメージの精確な把握が不可欠と説く。 |
| 著者紹介 |
1973年生まれ。九州産業大学教授。Ph.D(哲学)。専門は哲学、フランス近現代思想。共編著に「ベルクソン『物質と記憶』を診断する」など。 |
| 目次タイトル |
序論 言葉の暴力 |
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§1 功利性と効力 §2 生命(vie)・生き長らえ(survie)・超-生(sur‐vie) §3 哲学と科学、良識と常識 §4 メジャーな概念とマイナーな論理 §5 言葉のふるう暴力 §6 言語にふるわれる暴力 §7 「見かけに騙されないようにしよう」 §8 言語の速度学 §9 否定的転義学 §10 螺旋としてのベルクソン哲学 §11 言語の手前、言語の彼方 §12 transports amoureux、あるいはピルエットとしての直観 §13 マイナーな論理は何をなしうるか(本書の構成) |
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第Ⅰ部 測りえぬものを測る |
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§14 計測から遠く離れて(第Ⅰ部の構成) |
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第1章 計測のリズムを刻む |
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§15 「心理的諸状態」の類型論(『試論』第一章の構造) §16 呼びかけⅠ §17 催眠的リズム(美的感情の分析2) §18 強度と深度(美的感情の分析3) §19 ベルクソンの手Ⅰ §20 中間状態の分析における「注意attention」と「緊張tension」 §21 自由の始まりとしての感覚 §22 「音楽の表現力、というよりむしろその暗示力」 §23 多様性と有機組織化のあいだにある強度 |
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第2章 リズム数論(arythmologie) |
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§24 数の問い §25 場所学Ⅰ §26 メロディーからリズムへ §27 数(arithmos)とリズム(rhuthmos) §28 リズム計測Ⅰ §29 内在的感性論のほうへ |
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第3章 自由の度合い |
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§30 決定論批判 §31 自由はいかにそのリズムを刻むのか(ベルクソンとハイデガー) §32 催眠、自我の測深 §33 記憶の問題系へ §34 数に関する思考の未来 |
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第Ⅱ部 場所なきものに場所を与える |
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§35 存在論的、憑在論的(第Ⅱ部の構成) §36 ベルクソンとカント §37 ベルクソンによるコペルニクス的転回 |
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第1章 『アリストテレスの場所論』に場所を与える |
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§38 場所と空間 §39 『アリストテレスの場所論』から『物質と記憶』へ |
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第2章 知覚の位置 |
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§40 ファイネスタイの論理としての現象学 §41 ベルクソンの手Ⅱ §42 二つの身体の理論 §43 実在的なもののしるし、あるいは『知覚の現象学』における幻影肢 §44 situsの論理 §45 リズム計測Ⅱ |
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第3章 唯心論と心霊論 |
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§46 亡霊を尊重すること、あるいは経験の転回点 §47 催眠とベルクソンの記憶理論 §48 テレパシーと共感 §49 収束する(converger) §50 転換させる(convertir) |
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第4章 記憶の場所 |
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§51 Spacing Imagination §52 運動図式 §53 図式機能の問い §54 崇高と走馬灯 §55 場所学Ⅱ §56 呼びかけⅡ §57 もう一つの「生の注意」としての膨張 §58 もう一つの「スペクトル分析」のほうへ |
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第Ⅲ部 方向づけえぬものを方向づける |
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§59 目的論と生気論、危険な関係?(第Ⅲ部の構成) |
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第1章 ベルクソンと目的論の問題 |
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§60 目的論の亡霊 §61 場所学Ⅲ §62 リズム計測Ⅲ §63 ベルクソン的目的論の四つの根本特徴 §64 急進的な目的論への「否」 §65 内的合目的性への「否」 §66 伝統的な生気論への「否」 §67 二つの生気論 §68 来たるべき承認のための闘争 |
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第2章 「生物の丹精=産業(industrie)」について、あるいはベルクソン的器官学 |
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§69 『創造的進化』の撒種 §70 ベルクソンの生気論は(非)有機的である §71 ベルクソンの生気論は非個体的である §72 ベルクソンの(非)有機的生気論は一つの器官学である §73 ミダス王の手 §74 知性と産業 §75 人間の努力、人間という努力 §76 「可塑的な溝」 §77 来たるべき生気論 |
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第3章 ベルクソンの手Ⅲ:(非)有機的生気論 |
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§78 いかなる生気論か?ベルクソンにおける手の範例性 §79 人間の手 §80 哲学者の手1 鉄のやすり屑を貫く手 §81 哲学者の手2 抹消線を引く手 §82 呼びかけⅢ §83 (非)有機的生気論の歴史に向けて |
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第Ⅳ部 呼びかけえぬものに呼びかける |
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§84 テクストの聴診(方法論的考察) §85 行動の論理の探究としての『二源泉』 §86 『二源泉』に固有のアポリア §87 声・火・道・息のイメージ |
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第1章 声の射程 |
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§88 呼びかけⅣ §89 静的行動における人格性 §90 生命の移調 |
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第2章 火の領分 |
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§91 二つの根本気分 §92 人類の彼方へ向かう人類愛 §93 人格性・表象・伝播との関係における情動 §94 熱狂とは何か §95 場所学Ⅳ |
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第3章 道の途中 |
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§96 『二源泉』における「道」のイメージ §97 情動の政治学 §98 <道>の哲学小史 §99 デカルトの道、ベルクソンの道 §100 交会法と神秘家の旅 §101 疎通の論理と拡張された道 §102 リズム計測Ⅳ §103 「二重狂乱」と前進 §104 計算しえぬものを計算する |
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第4章 ベルクソンの身体概念 |
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§105 「結びの考察」の意味=方向(sens) §106 「二つの身体」論・再論 §107 視覚に対する触覚優位の顚倒 §108 ベルクソンの手Ⅳ §109 もう一つのフランス・スピリチュアリスムのほうへ |
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結論 明日の前に |
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§110 辺獄のベルクソン §111 反時代的哲学とは何か §112 スピリチュアリスムは新たな生を開始する |