タイトルコード |
1000101026979 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
林芙美子とインドネシア |
書名ヨミ |
ハヤシ フミコ ト インドネシア |
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作品と研究 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
ソコロワ山下聖美/編著
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著者名ヨミ |
ソコロワ ヤマシタ キヨミ |
著者名原綴 |
Sokolova‐Yamashita Kiyomi |
出版地 |
東京 |
出版者 |
鳥影社
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出版年月 |
2022.11 |
本体価格 |
¥3200 |
ISBN |
978-4-86265-967-5 |
ISBN |
4-86265-967-5 |
数量 |
474p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
910.268
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件名 |
文学地理-インドネシア
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個人件名 |
林 芙美子 |
内容紹介 |
戦時中、陸軍省報道部より派遣され、南方の日本軍占領地へ赴いた林芙美子。インドネシアのボルネオ、ジャワ等における彼女の足跡を資料と現地調査の成果をもとに解明し、その地域を描いた作品を解読。インドネシア作品集付き。 |
著者紹介 |
文芸研究家。日本大学芸術学部文芸学科教授。博士(芸術学)。専攻は日本近現代文学、国際文化交流。著書に「賢治文学「呪い」の構造」「ニチゲー力」など。 |
目次タイトル |
第一章 ボルネオ滞在と「ボルネオ ダイヤ」 |
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1 インドネシア体験のスタート地点としてのボルネオ 2 ボルネオにおける足跡-「ボルネオ新聞」を中心に 3 布袋草(イロンイロン)の思想 4 浮草と浮雲 5 ダイヤモンドと失った子供 6 五感の文学 7 <内地>にかえりたい 8 球江という女 9 「仕方がない」(アパボレボアット)の思想 10 日記に描かれたボルネオ |
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第二章 ジャワ・トラワスにおけるホームステイ体験と「南の田園」 |
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1 トラワスでの足跡 2 トラワス(TRAWAS)という地域について 3 村長・スプノウ(SOEPENO)氏 4 楽園としてのトラワス 5 スプノウ氏居住跡 6 「南の田園(一)トドンの挿話」に描かれるトラワス 7 「南の田園(二)水田祭」に描かれるトラワス 8 五感を駆使した描写 9 体感的な時間感覚 |
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第三章 スマトラ縦断と「スマトラ-西風の島-」「荒野の虹」「郷愁」 |
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1 謎の多い林芙美子のスマトラ縦断 2 宝庫としてのスマトラ 3 「スマトラ-西風の島-」-パレンバンからジャンビーまで 4 「スマトラ(続)-西風の島-」-ジャンビーからパダンへ向けて 5 「荒野の虹」-パレンバン、ブキティンギ、パダンを舞台とした恋物語 6 「郷愁」-思い出のブキティンギ 7 郁達夫との再会はあったのか |
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第四章 日本軍政下インドネシアの日本語教育とパレンバンの瑞穂学園 |
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1 先行研究について 2 インドネシア(おもにジャワ)における日本語教育 3 ジャワのトラワスにおける日本語教育現場 4 林芙美子とインドネシア語 5 パレンバンの瑞穂学園 6 国語か、日本語か 7 日本語教育の現場で芙美子が得たもの |
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第五章 ジャカルタ滞在と文化工作 |
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1 一九四二年十二月のジャカルタ滞在 2 一九四三年二月のジャカルタ滞在 3 女性たちへの文化工作 4 「文化工作」という名のコミュニケーション |
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第六章 林芙美子とマレーの四行詩パントゥン |
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1 詩人・林芙美子 2 「南の田園」に描かれるパントゥン 3 パントゥンとは 4 「作家の手帳」に描かれるパントゥン 5 パントゥンとの出会いの重要性 |
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第七章 林芙美子が滞在した南方の宿 |
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1 <我が家>としての旅の宿 2 イースタン&オリエンタルホテル(マレーシア・ペナン) 3 ホテル・マジャパヒト・スラバヤ(インドネシア・スラバヤ) 4 イナ・ガルーダ・ホテル(インドネシア・ジョグジャカルタ) 5 ホテル・スヴァルナ・ドゥヴィパ(インドネシア・パレンバン) 6 グランド・イナ・ムアラ(インドネシア・パダン) |
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第八章 「古い風新しい風」 |
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1 地を描き、人間を描く 2 テキストについて 3 「退屈な」ボルネオ 4 ボルネオの子・南美子 5 金山という男 6 名前のない赤ん坊 7 南への希求 |
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第九章 『うき草』 |
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1 イロンイロンから『うき草』へ 2 さえと蝶子-浮遊する二人 3 暗示されるさえの死 4 飛べない蝶子 5 林芙美子文学における「浮」 |
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第十章 インドネシアからベトナム・ダラットへ |
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付録 林芙美子インドネシア作品集 |