タイトルコード |
1000101105376 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
言語と教育にみるユーラシアの葛藤 |
書名ヨミ |
ゲンゴ ト キョウイク ニ ミル ユーラシア ノ カットウ |
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少数民族アイデンティティ確立への教育人類学的アプローチ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
ボルジギン・ムンクバト/著
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著者名ヨミ |
ボルジギン ムンクバト |
出版地 |
東京 |
出版者 |
明石書店
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出版年月 |
2023.9 |
本体価格 |
¥6300 |
ISBN |
978-4-7503-5647-1 |
ISBN |
4-7503-5647-1 |
数量 |
291p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
372.2
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件名 |
アジア-教育
言語教育
民族教育
少数民族
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注記 |
文献:p192〜209 |
内容紹介 |
内モンゴル自治区と新疆ウイグル自治区、滞日外国人の日本語習得状況など、多言語化が進むユーラシアの国家や諸民族の実態を取り上げ、多民族がせめぎ合う状況における言語や教育に関する様々な葛藤を詳細に考察する。 |
著者紹介 |
中国内モンゴル自治区シリンゴル盟生まれ。千葉大学大学院博士後期課程修了(文学博士)。千葉市公立小学校に勤務。 |
目次タイトル |
序論 教育人類学にみるユーラシアの課題 |
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第1節 失われてゆく言語をもとめて 第2節 多民族社会がかかえる課題 第3節 母語とアイデンティティへの探究 |
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第一章 ユーラシアにみる文字世界の葛藤 |
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第1節 モンゴル世界における文字使用の変遷 第2節 ロシア化とキリル文字支配の暗雲 第3節 漢化と融合政策への悲鳴 第4節 文字というアイデンティティ |
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第二章 ユーラシアにみる「母語教育」の葛藤 |
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第1節 双語教育、バイリンガル教育 第2節 教育カリキュラムにみる「母語教育」 第3節 教科科目としての「モンゴル語」の実態 |
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第三章 多言語化する日本における言語的葛藤 |
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第1節 日本語学習使用の背景 第2節 外国人児童生徒に関する学習支援の内実 第3節 外国人児童生徒の日本語習得指導の実践 |
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第四章 多民族国家中国の少数民族教育の葛藤 |
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第1節 牧畜地域におけるモンゴル民族学校の実態 第2節 牧畜地域における学校統廃合の実態 第3節 学校選択に対する苦悩 |
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第五章 文化継承者たる牧童たちの心の葛藤 |
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第1節 社会的激動がもたらす生活環境の変容 第2節 牧童たちの日常生活の実態 第3節 自画像を見つめる子どもたち |
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第六章 言語と文字使用にみる社会的葛藤 |
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第1節 モンゴル語・文字使用に関するアンケート調査 第2節 社会における言語使用の実態 第3節 文字使用に関わる法律条例 |
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終章 マイノリティ言語と社会をめぐる精神の葛藤 |
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第1節 言語に派生する地政学、その生命線 第2節 多文化共生社会、その地平線 第3節 マイノリティ言語使用、その境界線 第4節 辺境地域の学校形態、その致命線 第5節 アイデンティティの動揺、その最前線 |