タイトルコード |
1000100954668 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
咸宜園教育の展開 |
書名ヨミ |
カンギエン キョウイク ノ テンカイ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
鈴木 理恵/著
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著者名ヨミ |
スズキ リエ |
出版地 |
東広島 |
出版者 |
広島大学出版会
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出版年月 |
2021.11 |
本体価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-903068-53-4 |
ISBN |
4-903068-53-4 |
数量 |
10,290,7p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
121.57
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件名 |
咸宜園
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内容紹介 |
文化14年、豊後国日田に広瀬淡窓によって開設された漢学塾・咸宜園。その独特の方式、咸宜園教育が空間的および時間的に展開した様相を検証し、咸宜園が近世近代移行期に果たした役割を解明する。 |
著者紹介 |
広島大学大学院人間社会科学研究科教授。博士(文学)。専門分野は日本教育史。著書に「近世近代移行期の地域文化人」など。 |
目次タイトル |
序章 咸宜園研究の問題点と本書の目的 |
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第一節 咸宜園教育の概要 第二節 先行研究の問題点 第三節 本書の課題と構成 |
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第Ⅰ部 咸宜園教育の確立 |
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第一章 咸宜園塾主の家業化 |
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第一節 咸宜園教育の形成過程 第二節 旭荘-青邨-林外への継承 第三節 後継者への継承物と教育 |
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第二章 蔵書の形成と管理 |
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第一節 蔵書の形成 第二節 蔵書の管理 第三節 明治期再興後の蔵書の保管維持 |
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第三章 『遠思楼詩鈔』初編の出版 |
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第一節 「遠思楼詩集」の編集 第二節 『遠思楼詩鈔』の出版準備 第三節 出版後の修訂 |
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第Ⅱ部 咸宜園教育の西日本への拡大 |
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第四章 初期系譜塾蔵春園の模索 |
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第一節 文政期の咸宜園と系譜塾 第二節 蔵春園の教育 第三節 明治期の蔵春学校 |
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第五章 三亦舎を介した書籍流通 |
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第一節 咸宜園教育の導入 第二節 塾生実家による書籍調達 第三節 三亦舎を介した書籍貸借 |
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第六章 培養舎の点数評価 |
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第一節 咸宜園における横井古城 第二節 培養舎の教育 第三節 課程録にみる点数評価 |
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第Ⅲ部 咸宜園教育の近代への接続 |
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第七章 明治期再興後の咸宜園 |
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第一節 淡窓の遺規にもとづく再興 第二節 普通学科の模索 第三節 地域密着型の漢学教育 |
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第八章 明治期の系譜塾屛陽義塾 |
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第一節 柳川竹堂と屛陽義塾 第二節 屛陽義塾の性格 第三節 屛陽義塾の役割 |
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終章 本書の成果と残された課題 |
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第一節 本書のまとめ 第二節 近世近代移行期の咸宜園の役割 第三節 残された課題 |