タイトルコード |
1000100351152 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
中国共産党による「人民代表会議」制度の創成と政治過程 |
書名ヨミ |
チュウゴク キョウサントウ ニ ヨル ジンミン ダイヒョウ カイギ セイド ノ ソウセイ ト セイジ カテイ |
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権力と正統性をめぐって |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
杜崎 群傑/著
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著者名ヨミ |
モリサキ グンケツ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
御茶の水書房
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出版年月 |
2015.12 |
本体価格 |
¥8200 |
ISBN |
978-4-275-02029-1 |
ISBN |
4-275-02029-1 |
数量 |
13,327,34p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
312.22
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件名 |
中国-政治・行政-歴史
中国共産党
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注記 |
文献:巻末p11〜34 |
内容紹介 |
それまで中国全土を統治した経験がないにも関わらず、「革命」によって「政権交代」を果たした中国共産党。中国共産党が正統性調達と権力掌握のために利用した「人民代表会議」と、中華人民共和国の政治体制の起源を検証する。 |
目次タイトル |
序論 「人民代表会議」制度の研究の意義と課題 |
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第一節 問題の所在と本書の課題 第二節 先行研究 第三節 基本概念の解釈と定義 第四節 資料と本書の構成 |
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第一章 「人民代表会議」制度の目指す機能 |
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第一節 国家に対する「指導」の実現手段 第二節 「指導する能力」の核心 第三節 「人民代表会議」に対する「指導」の実現手段 第四節 選挙と議会を掌握する上での七つの手段 |
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第二章 「人民代表会議」制度創成の歴史的文脈 |
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はじめに 第一節 世界史における議会制度の系譜 第二節 清末・中華民国期における議会制度の系譜 第三節 中国共産党による議会制度に関する議論の系譜 第四節 中国共産党と中国国民党の「正統性」の相克 第五節 内戦の勝利と中国共産党の政権構想の展開 第六節 「人民代表会議」制度と「人民代表大会」制度 おわりに |
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第三章 「人民代表会議」制度創成をめぐる国外要因 |
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はじめに 第一節 冷戦の発生と中国国内政治をめぐる理論的軋轢 第二節 劉少奇の訪ソと「人民代表会議」制度をめぐる議論 おわりに |
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第四章 「人民代表会議」制度創成をめぐる国内要因 |
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はじめに 第一節 華北・石家荘の地理的概要と人民代表会議開催状況 第二節 接収当時の華北・石家荘における統治の実態 第三節 天津における統治の実態 おわりに |
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第五章 「人民代表会議」制度創成の諸段階Ⅰ |
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はじめに 第一節 華北臨時人民代表大会開催前 第二節 華北臨時人民代表大会の開催 第三節 華北臨時人民代表大会開催後 おわりに |
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第六章 「人民代表会議」制度創成の諸段階Ⅱ |
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はじめに 第一節 代表の選出過程 第二節 石家荘市人民代表大会の開催過程 第三節 石家荘市人民代表大会の評価とその影響 おわりに |
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第七章 「人民代表会議」制度創成の諸段階Ⅲ |
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はじめに 第一節 新政治協商会議準備会開催前 第二節 新政治協商会議準備会の開催 第三節 中国人民政治協商会議全体会議の開催 おわりに |
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第八章 「人民代表会議」制度創成の理念 |
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はじめに 第一節 中国人民政治協商会議共同綱領の採択過程 第二節 周恩来の草稿と共同綱領の相違点 おわりに |
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第九章 創成期における「人民代表会議」制度の特質 |
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はじめに 第一節 「人民代表会議」制度創成の背景と中国共産党の総戦略 第二節 創成期における「人民代表会議」制度の機能 第三節 創成期における「人民代表会議」制度の諸相 おわりに |
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結論 本書の成果と展望 |
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第一節 国民政府と現代中国との親和性・非親和性 第二節 「正統性」と「脆弱性」 第三節 再び「強靱性」 |