| タイトルコード |
1000101205437 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
外国人労働者としての難民 |
| 書名ヨミ |
ガイコクジン ロウドウシャ ト シテ ノ ナンミン |
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オーストラリアの農村部における難民認定者の受け入れ策と定住支援策 |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
小野塚 和人/著
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| 著者名ヨミ |
オノズカ カズヒト |
| 出版地 |
横浜 |
| 出版者 |
春風社
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| 出版年月 |
2024.10 |
| 本体価格 |
¥5400 |
| ISBN |
978-4-86110-965-2 |
| ISBN |
4-86110-965-2 |
| 数量 |
323p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
334.471
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| 件名 |
難民
外国人労働者
外国人(オーストラリア在留)
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| 注記 |
文献:p289〜323 |
| 内容紹介 |
難民を労働者として受け入れるには、どのような支援策が考えられるか? オーストラリアの農村自治体における、外国人労働者としての難民の受け入れ実践を考察。日本の外国人労働者への支援策の構想に示唆を与える。 |
| 目次タイトル |
序章 |
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1.本書の課題 2.豪州社会を事例とする意義:なぜ豪州が課題先進国であり、注目に値するのか 3.本書の学術的独自性・創造性と先行研究の状況 4.本書の考察対象と方法 5.本書の構成 |
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第1章 難民認定者に対する定住と統合の実現に向けた支援策 |
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1.本章の課題:難民認定者を受け入れる際の政策的実践とその特色はなにか 2.豪州政府による難民認定者への定住支援策 3.社会的公正の確保を意図した支援策:障がい者支援と修学支援を中心に 4.社会経済的なハンディキャップを抱える豪州国民として受けられる支援 5.難民認定者が住居の確保に至る過程:支援者からのサポートとアドボカシー活動の存在 6.小括 |
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第2章 難民認定者が地方部に向かう社会的・政策的な経路 |
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1.本章の課題:難民認定者はいかなる社会的・政策的な道筋を経て、地方部に向かうのか 2.連邦政府が直接的に関与しない形での地方部への移住パターン:「第二次移住」と身元引受人による招へい 3.豪州政府による地方部への難民認定者の直接的な配置策:現地社会との互恵関係の構築を目指して 4.難民認定者の地方部への配置に関する歴史的な背景 5.難民申請者を地方部へと仕向ける政策:SHEVビザ保有者を労働力として登用する方策 6.小括 |
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第3章 地方部への技能移民の就労と配置を促進する政策的実践 |
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1.本章の課題:地方部における技能移民の就労を促す政策の特長と帰結はなにか 2.1996年以降の技能移民受け入れ政策の変容:永住移民から一時移民の受け入れへ 3.地方部への技能移民の招へいに関する政策運用:1996年から2010年代後半まで 4.技能移民を地方部に引き留めるための施策 5.小括 |
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第4章 地方部における非熟練・半熟練労働力の確保に関する政策的実践:「太平洋諸島労働協定(PLS)」の園芸農業部門での利用状況を中心に |
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1.本章の課題:農村部の労働力不足に際して、非熟練・半熟練労働力をどのように国外から確保しているのか 2.「太平洋諸島労働協定(PLS)」の特質と導入に至る経緯:農村部の非熟練・半熟練労働力の確保の手段として 3.PLSの特長・利点と問題点 4.新制度「太平洋・豪州労働協約(PALMS)」における労働者への保護方策が有する問題点と、現状の制度を擁護する意見 5.太平洋諸島からの労働力の登用は、新しい植民地主義なのか 6.小括 |
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第5章 カタニングにおける難民コミュニティ主導型の移住事業の展開 |
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1.本章の課題:難民コミュニティ主導型の移住事業の特質はなにか 2.移民労働者の受け入れと食肉加工業の事業拡大との関連 3.カレン人コミュニティリーダーによるカタニングの「発見」と移住開始に至る過程 4.カタニングでの支援体制:雇用主とスーパーボランティアによる献身的な支援 5.なぜカタニングで社会秩序が維持され、多様な人々が定着しているのか 6.小括 |
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第6章 ダルウォリヌの「地域人口増強計画」にみる住民主導型による難民認定者を受け入れる試み |
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1.本章の課題:住民主導型の難民受け入れ事業の特質はなにか 2.「地域人口増強計画」の旗揚げ:プロジェクト立案と折衝の開始 3.「地域人口増強計画」が直面した制度的な困難 4.「地域人口増強計画」の新たな展開:現地の製造業部門による技能移民の招へい 5.「新しい住民」と現地社会の橋渡し役としてのリエゾンオフィサーの活躍 6.「地域人口増強計画」の帰結と今後の展望 7.小括 |
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第7章 ニルにおける雇用主主導型による難民認定者の受け入れ事業の展開 |
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1.本章の課題:雇用主主導型による難民認定者の受け入れ事業が有する特質はなにか 2.カレン人難民認定者の受け入れ過程:自ら経営する工場における労働力として 3.ミリントン夫妻によるプロジェクトの主導と現地の関係者との調整 4.カレン人という新しい住民による地域貢献活動と定住の実現 5.人口構成の変化と経済効果:高齢化の抑止と住民の多様化の進展 6.小括 |
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第8章 外国人労働者としての難民の受け入れにあたって、受け入れ社会側に求められる施策 |
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1.本章の課題:事例研究からどのような政策的・理論的知見が得られるか 2.雇用機会の提供と、雇用主による支援の必要性 3.関係者間の調整を通じた事前計画の策定と、移住事業への同意の形成 4.支援インフラの整備の必要性 5.支援体制の構築と運営において、現場からの提案や提言、実地での創意工夫を奨励し、肯定的に評価することの必要性 6.小括 |
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第9章 難民はいかにして「難民」となるのか:カレン人コミュニティリーダーのライフストーリー |
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1.本章の課題:難民が「難民」になるまでの過程と、第三国への受け入れに至る道筋はなにか 2.ビルマ研究に関する「宿題」:カレン人と日本との関係をめぐって 3.ビルマでの生い立ちと民主化運動への参加:連邦制を実現するために 4.隣国タイへの脱出とシンガポールでの生活実態:現地エリートから極貧生活へ 5.豪州への渡航機会の到来と新天地での生活:「政治的な自由」の持つ意味 |
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終章 |
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1.本書の総括 2.人道支援と地域活性化における、革新的な方策としての難民認定者の労働力登用 3.日本での外国人労働者への支援策の構想に向けて、豪州の知見をどのように活かせるか |