| タイトルコード |
1000101232967 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
『台湾愛国婦人』という文学場 |
| 書名ヨミ |
タイワン アイコク フジン ト イウ ブンガクバ |
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<帝国>日本のプロパガンダと女性 |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
下岡 友加/著
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| 著者名ヨミ |
シモオカ ユカ |
| 出版地 |
京都 |
| 出版者 |
三人社
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| 出版年月 |
2025.2 |
| 本体価格 |
¥5800 |
| ISBN |
978-4-86691-797-9 |
| ISBN |
4-86691-797-9 |
| 数量 |
6,390p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
910.261
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| 件名 |
日本文学-歴史-明治時代
日本文学-歴史-大正時代
台湾愛国婦人
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| 注記 |
文献:p367〜385 |
| 内容紹介 |
<帝国>日本が植民地で発刊した女性団体機関誌『台湾愛国婦人』。女性作家/男性作家、<内地>作家/<外地>台湾在住作家といった様々な立場からのテクストを分析し、肥大化した文学場の具体相とその背景を明らかにする。 |
| 著者紹介 |
広島大学大学院社会科学研究科博士課程後期修了(博士・学術)。同大学大学院人間社会科学研究科文学部教授。著書に「ポストコロニアル台湾の日本語作家」「多謝!」「志賀直哉の方法」など。 |
| 目次タイトル |
総説 『台湾愛国婦人』の基本的性格 |
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はじめに 一 台湾総督府の政策履行のためのプロパガンダ 二 <内地>著名作家たちの寄稿に支えられた文芸総合雑誌としての顔 三 在台日本人の寄稿による台湾の近代文学創出の場 おわりに <表>『台湾愛国婦人』所蔵一覧 |
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第Ⅰ部 女性作家たちの<自己表象> |
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第一章 国木田治子の<戦術> |
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はじめに 一 亡き夫との<合作>-独歩言説を引用するテクスト 二 女性への注意、啓蒙書としてのテクスト-訓戒と反省を口にする姉妹たち 三 治子の<自己表象>-忠孝モラルと働く女性という最良の<広告> おわりに-『台湾愛国婦人』と治子 <表>国木田治子著作一覧 |
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第二章 岡本かの子の三小説 |
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はじめに 一 <夫妻協働>を体現する小説「モデル」、並びに「塾友」「おきち」の内容 二 「かやの生立」との連続性-三小説の表現特徴 三 悪の点描から「生命の更新術」へ-昭和期の小説との比較 おわりに-『台湾愛国婦人』とかの子 |
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第三章 尾島菊子「幼きころ」 |
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はじめに 一 「父の罪」と「幼きころ」の間-女に学問は必要ない? 二 「私」の覚醒の契機-女が女を貶めるとき 三 「捨てられた」女から<書く女>へ-主体性の獲得 おわりに-『台湾愛国婦人』と菊子 <表>「幼きころ」構成表 <表>「父の罪」・「幼きころ」男性登場人物対象表 |
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第Ⅱ部 「山地討伐」「理蕃」を表象する文学 |
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第四章 白鷺山人「空中女王」 |
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はじめに 一 小説の構成、並びに押川春浪文学との類似 二 <愛国心>を継ぐ者としての女性 三 「蕃界」という居場所 おわりに-白鷺山人とは誰か |
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第五章 押川春浪「蕃社の悲劇」 |
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はじめに 一 押川春浪と雑誌とのつながり 二 寄稿された三小説の概要と位置づけ 三 「蕃社の悲劇」の背景 四 看護する「蕃女」-「蕃社の悲劇」の描く<非・軍事化>の女性 おわりに |
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第六章 西岡英夫(英塘翠)「生蕃お伽話」 |
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はじめに 一 西岡の寄稿テクスト一覧 二 「生蕃」と「お伽噺」の邂逅 三 <他者性>の捨象-改稿結果 おわりに |
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第Ⅲ部 文芸創作する記者たち |
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第七章 編集者・加納豊(抱夢)の長編小説「夢」 |
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はじめに 一 「虞美人草」との間テクスト性 二 貴族の女と平民の男の恋の行方 三 <台湾帰りの男>という設定とリアリティ 四 海辺の二面性・茅ケ崎という場、小杉天外「コブシ」との対照 おわりに |
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第八章 加納豊のバックボーン |
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はじめに 一 加納豊の履歴-『中学世界』『家庭雑誌』から<外地>媒体へ 二 「詩人肌」の文学青年としての加納-『芦田均日記』から 三 従軍記者としての加納-『芦田均日記』から おわりに <表>加納豊著作一覧 |
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第九章 官製プロパガンダ誌を支える女性記者・加納幽閑子 |
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はじめに 一 「家庭的好読本」の提供-幽閑子の文芸創作 二 台湾発の媒体としてのローカリティ・オリジナリティ・リアリティ-幽閑子の見聞記 三 <内地>雑誌に伍する『台湾愛国婦人』 四 再び<内地>へ-『婦人世界』『我か家』『家の光』への寄稿 おわりに <表>加納幽閑子著作一覧 |