| タイトルコード |
1000101302415 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
情動的唯物論 |
| 書名ヨミ |
ジョウドウテキ ユイブツロン |
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モダニズム/精神分析/脱構築 |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
遠藤 不比人/著
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| 著者名ヨミ |
エンドウ フヒト |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
小鳥遊書房
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| 出版年月 |
2025.12 |
| 本体価格 |
¥2700 |
| ISBN |
978-4-86780-093-5 |
| ISBN |
4-86780-093-5 |
| 数量 |
254p |
| 大きさ |
20cm |
| 分類記号 |
902.06
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| 件名 |
モダニズム
精神分析
情動
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| 注記 |
文献:p239〜243 |
| 内容紹介 |
言語表象の対象にはなりえぬ情動は、日常的にあらゆる場面で記号に宿り、ときに異様な相貌で出来する。精神分析や脱構築を駆使して、フロイト、梶井基次郎などのモダニズム的テクスト群を横断し、無意識=知りえぬ異形に迫る。 |
| 著者紹介 |
慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。成蹊大学文学部教授。博士(学術)。著書に「死の欲動とモダニズム」など。 |
| 目次タイトル |
はじめに 異形な記号たちの露出 |
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序章 情動的唯物論 |
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言葉が捕捉できないがそこに宿るもの、ジェイムソンに立ち戻って 言語化されずに身体と言語に宿る情動、フロイトにおける情動 夢テクストの表層を奇形化する情動 ポスト印象主義における魂=情動の物質化 近代的言説に宿る不気味なもの |
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第一章 現前する無の唯物論 |
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「ポスト批評」なる観念論 無の唯物論 昇華とその不可能性 「もの」の存在論 充溢と空虚の同時性 放棄=断念というド・マン的情動 現前する無 |
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第二章 フロイトにおける情動 |
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量を質に「翻訳」すること 経済論的「量」の意味論的「質」への翻訳 情動量の翻訳されえぬ残余=過剰 情動と翻訳が帯びる経済論的隠喩 願望充足的隠喩としての情動=貨幣 翻訳可能な情動の価値下落と不安 情動の翻訳不能性の文学的含意 |
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第三章 反近代としてのモダニズム |
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言語のための言語 身体として物質化される文体 芸術における不可視の空隙 否定的唯物論 ワイルドとキュビスト的アバンギャルドの系譜 |
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第四章 不在の戦争の言語的形象 |
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戦争文学という問い 不安という情動 歴史=物語における空隙 閉所恐怖症と広場恐怖症の併存 窪地=空虚=無蓋 題目『日ざかり』について |
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第五章 顔と表層をめぐる脱修辞学 |
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ポール・ド・マンの反心理学的脱構築 ワーズワースにおける「顔」の脱構築 心の現象学=実存化 歪曲される顔=フロイトの夢テクスト |
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第六章 情動、モダニティ、不気味なもの |
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名状しがたいものとの遭遇 無意識=知りえぬものの力 視覚映像の弁証法的否定性としての聴覚(の欠如) 近代的光の中の不気味なもの アーシュラと顕微鏡 |
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第七章 アウラと情動 |
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モダニティの中の不可知なもの 視覚中心主義が抑圧/宿す触覚 近いもの(現在)が抑圧する/に回帰する遠いもの(過去) |
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第八章 ロラン・バルトとレオナルド・ダ・ヴィンチ |
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想像界/クローゼット 鏡像空間での同一化 ふたたびバルトのクローゼットへ 恋愛的、テクスト的ネクロフィリア ふたたびレオナルド |
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終章 モダニズム、精神分析、脱構築 |
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フロイトの「自由連想」とは フェルマンと語ることのスキャンダル 「檸檬」は主題を語り損ねる 空想の裂け目とその不安 根源的否定性 テクストの意味論的空隙の情動的/唯物的表出 |