タイトルコード |
1000100155155 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近代古墳保存行政の研究 |
書名ヨミ |
キンダイ コフン ホゾン ギョウセイ ノ ケンキュウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
尾谷 雅比古/著
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著者名ヨミ |
オタニ マサヒコ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
思文閣出版
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出版年月 |
2014.2 |
本体価格 |
¥7200 |
ISBN |
978-4-7842-1734-2 |
ISBN |
4-7842-1734-2 |
数量 |
10,338,14p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
709.1
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件名 |
文化財保護-歴史
文化財-保存・修復-歴史
古墳
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注記 |
文献:p329〜338 |
内容紹介 |
近代日本の文化財保存行政について古墳を素材としてとりあげ、その背景にある国家の理念とそれに基づく施策、実施される行政行為の歴史的変遷をあとづける。巻末に関係史料集を収録。 |
著者紹介 |
1953年大阪府生まれ。関西大学大学院文学研究科博士課程後期修了。河内長野市立図書館文化遺産普及啓発専門員。関西大学ほか非常勤講師。専門は日本考古学及び文化遺産、文化財行政史。 |
目次タイトル |
序章 |
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第一節 問題の所在 第二節 先行研究の状況 第三節 本書の構成 第四節 抽出した歴史的公文書 |
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第一部 古墳保存行政の変遷 |
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第一章 近代古墳保存行政の成立 |
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はじめに 第一節 古墳の保存行政が始まった第Ⅰ期 第二節 古墳の保存行政制度が形成される第Ⅱ期 第三節 名所、旧蹟(古蹟)、古墳墓の保存顕彰 第四節 古墳の保存行政が確立する第Ⅲ期 まとめ |
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第二章 近代古墳保存行政の展開 |
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はじめに 第一節 史蹟名勝天然紀念物保存法の制定にはじまる第Ⅳ期 第二節 文部省による史蹟行政がスタートした第V期 第三節 戦時体制下の第Ⅵ期 第四節 戦争の終結から文化財保護法制定までの第Ⅶ期 まとめ |
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第二部 古墳保存行政と地域社会 |
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第三章 仲哀天皇陵墓伝承地の変遷 |
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はじめに 第一節 上原仲哀天皇陵墓伝承地の状況 第二節 江戸時代の陵墓伝承 第三節 近代の古墳と仲哀天皇宮(社) 第四節 古墳保存行政手続き まとめ |
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第四章 淡輪古墳群に対する保存施策 |
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はじめに 第一節 考古学資料としての淡輪古墳群 第二節 古記録に表れる淡輪古墳群 第三節 「宇度墓」の治定と取り消し 第四節 西小山古墳の仮指定と解除 第五節 西陵古墳の史蹟指定 まとめ |
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第五章 百舌鳥古墳群の史蹟指定 |
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はじめに 第一節 三基の位置と概要 第二節 塚廻古墳の調査 第三節 宮内省買収の試み 第四節 史蹟の仮指定 まとめ |
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第六章 大師山古墳の発見と顕彰 |
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はじめに 第一節 発見の経緯 第二節 『埋蔵物録』にみられる行政手続き 第三節 古墳及び古墳出土品の取り扱いに関する根拠法令 第四節 出土品・譲受金の行方 第五節 古墳の改葬と顕彰 まとめ |
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第七章 九州における戦時体制下の古墳保存行政 |
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はじめに 第一節 新田原古墳群の改葬 第二節 六野原古墳群の改葬 第三節 目達原古墳群の改葬と都紀女加王墓の治定 まとめ |
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終章 |
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第一節 近代古墳保存行政の諸問題 第二節 地域の中の古墳 おわりに |