タイトルコード |
1000100446688 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
アメリカの住宅・コミュニティ開発政策 |
書名ヨミ |
アメリカ ノ ジュウタク コミュニティ カイハツ セイサク |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
岡田 徹太郎/著
|
著者名ヨミ |
オカダ テツタロウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東京大学出版会
|
出版年月 |
2016.11 |
本体価格 |
¥6000 |
ISBN |
978-4-13-046119-1 |
ISBN |
4-13-046119-1 |
数量 |
4,245p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
365.31
|
件名 |
住宅政策
宅地
アメリカ合衆国
|
注記 |
文献:p219〜229 |
内容紹介 |
アメリカにおける住宅・コミュニティ開発政策のユニークな仕組みを明らかにする書。市場志向の政策フレームと非営利法人のコラボレーションを描き出し、現代における福祉国家のありようを浮かび上がらせる。 |
著者紹介 |
1971年千葉県生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程中途退学。香川大学経済学部経済学科教授。博士(経済学、東京大学)。 |
目次タイトル |
序章 アメリカの住宅問題 |
|
はじめに 1.アメリカの住宅事情 2.アメリカの住宅問題 3.住宅という財の特殊性とストックの歴史性 4.住宅・コミュニティ開発政策の特徴 5.先行研究と分析視角 6.本書の構成 おわりに |
|
第1章 住宅・コミュニティ開発政策の現代的課題 |
|
はじめに 1.住宅・コミュニティ開発政策の前史 2.住宅補助プログラムの欠陥とニクソン政権によるモラトリアム 3.“セクション8”と連邦補助プログラムの基準の統一 4.コミュニティ開発プログラムの整理統合と一括補助金化 5.レーガン政権によるプログラムの縮小と予算削減 おわりに |
|
第2章 低所得者用住宅税額控除(LIHTC)とHOME投資パートナーシップの始動 |
|
はじめに 1.クリントン政権に圧し掛かる予算編成上の制約 2.新たな枠組みを提供する租税優遇措置プログラム 3.住宅・コミュニティ開発を担う非営利組織の役割の拡大 おわりに |
|
第3章 低所得者用住宅税額控除(LIHTC)のインセンティブ効果 |
|
はじめに 1.低家賃で供給される民間賃貸住宅プロジェクト 2.低家賃を実現する公的資金調達メカニズム 3.低家賃を実現する民間資金調達メカニズム 4.財政支出を代位する「租税支出」 おわりに |
|
第4章 非営利開発法人の組織形態 |
|
はじめに 1.アメリカにおける2種類の非営利開発法人 2.非営利開発法人の多様な姿 3.財務面の基盤と人事面の基盤 おわりに |
|
第5章 持ち家政策とHOME投資パートナーシップ |
|
はじめに 1.低所得者向け持ち家戸建住宅の建設 2.小さな組織と大きな事業活動 3.土地の取得,持ち家の建設,そして売却 4.重要視される住宅の取得と維持というソフト面 おわりに |
|
第6章 アメリカ住宅バブルの崩壊と経済再建過程 |
|
はじめに 1.ブッシュ政権の「オーナーシップ社会」構想と住宅バブル 2.住宅バブルの発生と崩壊 3.オバマ政権とバーナンキFRBによる緊急対策としての危機対応 4.緊急対策から経済再建過程へ おわりに |
|
終章 総括と展望 |
|
はじめに 1.租税支出の財政民主主義的な正当性 2.モーゲッジ利子の所得控除の現代的正当性 3.低所得者用住宅税額控除の現代的正当性 4.「政府関与の間接化」の意味するもの 結語に代えて |
|
補論 LIHTCを構成する各変数の関係式 |