タイトルコード |
1000101148637 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
学歴の専有と意味 |
書名ヨミ |
ガクレキ ノ センユウ ト イミ |
|
投資・身体化・文化圏 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
黄 順姫/著
|
著者名ヨミ |
コウ ジュンキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
学文社
|
出版年月 |
2024.3 |
本体価格 |
¥2500 |
ISBN |
978-4-7620-3328-5 |
ISBN |
4-7620-3328-5 |
数量 |
10,269,5p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
371.3
|
件名 |
学歴社会
同窓会
|
内容紹介 |
学歴を投資のみならず、身体化した学校文化圏としてとらえ、個人が学歴を取得し、専有することの意味を問う。戦時期から現代までの歴史的・社会的な学歴資本に対する包括的研究。 |
目次タイトル |
第1章 身体文化としての学校文化圏を読み解く理論枠組み |
|
1 身体歴史の社会学 2 反省的身体(reflexive body) |
|
第2章 学校文化の身体化と集合的記憶の共有 |
|
1 学校文化の構造と伝統 2 名残りの伝統、継承される伝統 3 身体化された伝統の時代的差異 |
|
第3章 母校の記憶と実践の再構築と再社会化機能《1》 |
|
1 はじめに:母校の文化に基づく「学校的社会圏」・「学校的文化圏」と「回顧的社会化」 2 調査の方法と手続き 3 記憶と実践の集合的再生装置-集合的再生装置としての同窓会の組織、制度、運営のシステム 4 空間・時間の企画による集合的記憶の集積 5 集合的再生装置としての同窓会総会の儀礼、儀式 |
|
第4章 母校の記憶と実践の再構築と再社会化機能《2》 |
|
1 はじめに 2 単なる卒業生を同窓生の学校的文化圏・社会圏へ呼び戻す 3 回顧的社会化による再構築された学校的アイデンティティ、身体文化と自己信頼 4 同窓生の集合的表象における学校的社会圏・文化圏の通時的・歴史的拡大:旧制中学への広がり 5 苦い記憶と未熟な実践からの反転・再構築 6 結論 |
|
第5章 戦時期の学校における身体文化の多重性と両義性 |
|
1 戦時期学校体育の場の特殊性と普遍性 2 象徴的権力の交差と生成される身体文化 3 体錬的身体文化の多重性と両義性 |
|
第6章 戦時期の学校的身体文化についての意味付与 |
|
1 はじめに 2 調査の方法と手続き 3 実践と記憶の関与における脱埋め込み・再埋め込み 4 再構築された学校的身体文化による日常の再解釈 |
|
第7章 社会圏を形成する学歴資本の理論枠 |
|
1 はじめに 2 学校教育における「問題化」の問題 3 ヒドゥン問題(hidden problem)からの問題発見のための理論枠組み |
|
第8章 「信頼資本」、「社会的資本」蓄積の場としての強豪校の部活動 |
|
1 調査の対象と手続き 2 強豪校部員の部活動キャリアを通して身体化してきた信頼関係 3 高等学校のサバイバル・ストラテジーと部活動 4 スポーツ強豪校部活動で身体化するブランドの差異化 5 おわりに |
|
第9章 格差を固定化する同窓会機能 |
|
1 はじめに 2 高校間格差と同窓会・卒業生の援助と支援の差異 3 学校システム・制度と同窓会・卒業生による支援の差異 4 学校の伝統や文化の継承教育重視と同窓会・卒業生による支援の差異 5 まとめ |
|
第10章 教育システムと学歴の「地位降下防衛機能」 |
|
1 はじめに 2 学歴主義における日本・韓国の教育の問題 3 学歴の「地位降下防衛機能」と生徒・学生の不安 4 おわりに |