タイトルコード |
1000100163637 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
国際政治のなかの国際保健事業 |
書名ヨミ |
コクサイ セイジ ノ ナカ ノ コクサイ ホケン ジギョウ |
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国際連盟保健機関から世界保健機関、ユニセフへ |
叢書名 |
MINERVA人文・社会科学叢書
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叢書番号 |
198 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
安田 佳代/著
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著者名ヨミ |
ヤスダ カヨ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
ミネルヴァ書房
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出版年月 |
2014.4 |
本体価格 |
¥6000 |
ISBN |
978-4-623-06798-5 |
ISBN |
4-623-06798-5 |
数量 |
10,306p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
498.1
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件名 |
世界保健機関
ユニセフ
国際連盟
国際保健協力
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注記 |
文献:p257〜274 関連年表:p275〜279 |
内容紹介 |
国際連盟は、失敗せる国際平和機構だったのか。国際連盟保健機関から世界保健機関とユニセフが設立される過程に焦点を当て、連盟の経験と反省に基づき、国際連合のもとで新しい安全保障の形態が築かれたことを解明する。 |
著者紹介 |
1981年広島県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻国際関係論博士課程単位取得退学。博士(学術)。関西外国語大学外国語学部専任講師。 |
目次タイトル |
序章 国際政治研究からみた国際保健事業 |
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1 関心の所在と本書の目的 2 本書のキーワード 3 本書で用いた史料 4 本書の概略 |
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第Ⅰ部 「ポジティブ・ヘルス」の出現 |
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第1章 国際保健協力の歴史的系譜 |
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1 国際環境の変動と国際保健協力の進展 2 国際衛生会議の開催 3 世界大の国際保健事業へ 4 LNHOの組織と改革 |
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第2章 東アジアでの事業展開と国際関係 |
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1 LNHO極東支部シンガポール伝染病情報局 2 シンガポール伝染病情報局と日本外交 3 東アジアでの事業展開と日本外交 4 LNHOによる対中国技術協力 |
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第3章 伝染病の撲滅から「ポジティブ・ヘルス」へ |
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1 栄養問題への多角的な取り組み 2 LNHO栄養専門家委員会の設置と栄養報告書の作成 3 ブルース・レポート |
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第Ⅱ部 「ポジティブ・ヘルス」の実現に向けて |
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第4章 テクノクラートたちの戦後構想 |
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1 WHO憲章の前身としての1943年構想 2 LNHO異端児としてのライヒマン 3 ライヒマンの戦後構想 4 ユニセフの原型としてのライヒマンの構想 5 構想の実現に向けた巧みな戦術 |
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第5章 国際連盟保健機関から世界保健機関へ |
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1 アンラによる保健事業の展開 2 ライヒマンによるアンラの活動計画書 3 LNHOとアンラの相克 4 転機としてのサンフランシスコ会議 5 シンガポール伝染病情報局再開計画 |
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第Ⅲ部 「ポジティブ・ヘルス」の行方 |
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第6章 世界保健機関の設立と初期の活動 |
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1 1945年構想の起草と送付 2 連合国の駆け引き 3 実務の担い手としての専門家たち 4 国際保健会議の開催に向けて 5 WHO暫定委員会 6 WHOの設立と第1回世界保健総会 7 国連および国連の専門機関との協力 8 冷戦とWHO |
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第7章 戦後初期東アジアにおける国際保健事業 |
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1 ユニセフの設立 2 ユニセフによる対中国支援活動 3 1940年代におけるアジアでの活動 4 1950年代におけるアジアでの活動 5 戦後日本とユニセフ 6 戦後日本とWHO 7 WHOとの互恵関係の強化 |
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終章 国際政治のなかの国際保健事業 |
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1 国際連盟から国際連合へ 2 国際政治のなかの国際保健事業 |