タイトルコード |
1000101066802 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
オルバンのハンガリー |
書名ヨミ |
オルバン ノ ハンガリー |
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ヨーロッパ価値共同体との相剋 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
山本 直/著
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著者名ヨミ |
ヤマモト タダシ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
法律文化社
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出版年月 |
2023.5 |
本体価格 |
¥5800 |
ISBN |
978-4-589-04271-2 |
ISBN |
4-589-04271-2 |
数量 |
7,248p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
312.347
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件名 |
ハンガリー-政治・行政
ハンガリー-対外関係-ヨーロッパ連合
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個人件名 |
Orbán Viktor |
注記 |
文献:p215〜239 |
内容紹介 |
ハンガリーが加盟するEUや西欧諸国は、なぜハンガリーにおける民主主義の後退を食い止められなかったのか。EUの対応や欧州次元での政党運営、さらには中国やロシアとの関係にも触れながら解明を試みる。 |
著者紹介 |
京都生まれ。同志社大学大学院法学研究科博士後期課程退学。博士(政治学)。日本大学法学部教授。著書に「EU人権政策」「EU共同体のゆくえ」など。 |
目次タイトル |
序章 EUの中の権威主義国家・ハンガリー |
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コラム 若き日のオルバン |
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第Ⅰ部 オルバン政権下のハンガリーとEU対応の様相 |
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第1章 権威主義化するハンガリーとEUの困惑 |
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1 EUによる対応の手段 2 EU機関の初動 3 欧州委員会による法の支配枠組みの導入 |
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第2章 背景としてのEU党派政治 |
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1 EUにおける党派政治の形成 2 対オーストリア外交制裁と2010年代のEU 3 フィデスと欧州人民党 4 ポーランドとEU 5 ヨーロッパの党派政治とポーランド「法と正義」 |
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第3章 欧州議会によるハンガリー対応の虚実 |
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1 歴史的な決議としての2018年9月12日決議 2 ハンガリーにおける問題の深刻化 3 欧州人民党の変化 4 規範的な反応? |
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第Ⅱ部 オルバン権力とヨーロッパ価値共同体の動揺 |
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第4章 欧州人民党とフィデス |
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1 EUによる対応の停滞と欧州政党 2 欧州人民党による加入資格停止処分 3 処分の含意 4 フィデス除名への欧州人民党の躊躇 5 フィデスの欧州人民党残留 6 欧州人民党の混迷 |
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第5章 新型コロナウイルス対策とオルバンの権力強化 |
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1 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とハンガリーの政治体制 2 ハンガリーのコロナ対策立法 3 対策立法へのヨーロッパ的反応 4 ハンガリー政府の応答と様相 |
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第6章 EUにおける財政枠組みの成立と法の支配 |
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1 多年次財政枠組みと法の支配コンディショナリティ 2 欧州委員会のコンディショナリティ提案 3 「次世代のEU」の浮上と代替策の模索 4 欧州理事会における2020年12月の妥協 |
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第Ⅲ部 オルバン政権の対外政策 |
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第7章 全方位均衡としての対中国関係 |
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1 オルバンの機会主義 2 EU・中国関係の展開とハンガリー 3 EU・中国間対立とハンガリー 4 オルバンの動機 |
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第8章 EUの対ロシア制裁とオルバンの戦略 |
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1 EUとロシア,そしてハンガリー 2 EU・ロシア関係の中のオルバン政権 3 ウクライナ侵攻後のハンガリー 4 ベラルーシ化するハンガリー? 5 全方位均衡としての対ロシア関係 |
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終章 EUによる対応の失敗 |