蔵書情報
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書誌情報サマリ
書名 |
落語と小説の近代
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著者名 |
大橋 崇行/著
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著者名ヨミ |
オオハシ タカユキ |
出版者 |
青弓社
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出版年月 |
2023.2 |
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
配架場所 |
請求記号 |
資料番号 |
資料種別 |
状態 |
個人貸出 |
在庫
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1 |
東部図書館 | 一般開架 | 9137/51/ | 2103007093 | 一般 | 在庫 | 可 |
○ |
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
タイトルコード |
1000101051806 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
落語と小説の近代 |
書名ヨミ |
ラクゴ ト ショウセツ ノ キンダイ |
|
文学で「人情」を描く |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
大橋 崇行/著
|
著者名ヨミ |
オオハシ タカユキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
青弓社
|
出版年月 |
2023.2 |
本体価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-7872-9272-8 |
ISBN |
4-7872-9272-8 |
数量 |
306p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
913.7
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件名 |
落語-歴史
小説(日本)-歴史
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個人件名 |
三遊亭 円朝 |
注記 |
文献:p285〜293 |
内容紹介 |
三遊亭円朝などの噺家による落語から、明治期の物語の様相や「人情」の語られ方を考察。小説が落語に翻案されるプロセス、物語がメディアを越境する諸相を分析し、日本近代文学研究、アダプテーション研究の新たな地平を示す。 |
著者紹介 |
新潟県生まれ。作家、成蹊大学文学部准教授。専攻は日本近代文学。著書に「言語と思想の言説」「中高生のための本の読み方」など。 |
目次タイトル |
序章 落語の近代 |
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1 本書の目的と初代三遊亭円朝についての研究状況 2 落語と<近代> 3 アダプテーションの理論とテクスト 4 アダプテーションの、その先へ 5 本書の構成 |
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第1部 人情噺と怪談噺のあいだ |
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第1章 「人情」を語る怪談 |
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1 人情噺としての「牡丹灯籠」 2 円朝の談話における「人情」 3 語る「人情」、演じる「人情」 4 坪内逍遙の「人情」論と人情噺の関係 5 小説表現への接続 |
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第2章 「幽霊」と「神経病」 |
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1 「幽霊」と「神経病」 2 「神経病」言説の流行 3 「真景」「真情」としての「執念」 |
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第3章 「見えがたきもの」を見えしむる |
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1 奇談としての病 2 人情噺への翻案 |
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第2部 落語と小説のあいだ |
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第4章 メロドラマの翻案 |
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1 「錦の舞衣」について 2 「錦の舞衣」の概要と先行研究 3 「やまと新聞」の翻案物と「錦の舞衣」 4 「小説」をめぐる言説 5 「悲劇」と「メロドラマ」 6 仇討物によるジャンルの翻訳 |
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第5章 小説を落語にする |
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1 「素人洋食」の評価と原作の存在 2 二つの「素人洋食」 3 長屋噺への変更 4 「士族の商法」「素人鰻」との関係 |
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第6章 講談・落語・小説の境界 |
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1 実話としての落語 2 快楽亭ブラックの西洋人情噺 3 様式としての実話 4 講談と落語のあいだ 5 小説との関わり |
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第7章 落語を「小説」化する |
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1 「西海屋騒動」について 2 初代談洲楼燕枝と「小説」 3 翻案としての「西海屋騒動」 4 落語を「小説」化する 5 燕枝による「小説」の変容 |
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第3部 「人情」と言文一致 |
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第8章 翻訳と言文一致との接点 |
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1 明治初期の「豪傑訳」 2 逐語訳による翻訳 3 アダプテーションとしての「豪傑訳」 4 文体としての言文一致体 5 翻訳と言文一致との接点 |
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第9章 『源氏物語』と坪内逍遙の「人情」論 |
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1 「世態」の反映としての『源氏物語』 2 英語圏の「小説」観との差異 3 『小説神髄』と『源氏物語玉の小櫛』との関係 |
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第10章 キャラクターからの離脱 |
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1 円朝と日本の近代文学 2 「人情」論と『倍因氏心理新説』 3 キャラクターからの離脱 4 逍遙による円朝の評価 |
内容細目
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