タイトルコード |
1000101200160 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
学校に行かない子どもの社会史 |
書名ヨミ |
ガッコウ ニ イカナイ コドモ ノ シャカイシ |
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不登校とフリースクールの源流 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
田中 佑弥/著
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著者名ヨミ |
タナカ ユウヤ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
慶應義塾大学出版会
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出版年月 |
2024.11 |
本体価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-7664-2995-4 |
ISBN |
4-7664-2995-4 |
数量 |
8,224,21p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
371.42
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件名 |
不登校
フリースクール
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注記 |
年表:p219〜221 文献:巻末p6〜21 |
内容紹介 |
学校に行かない子どもという問題はどのように生まれたのか。文部省の認識が大きく転換した過程はどのようなものだったのか。1960〜1980年代を中心に、学校に行かない子どもに関する認識と対応の変容過程を考察する。 |
著者紹介 |
大阪市出身。武庫川女子大学大学院臨床教育学研究科博士後期課程修了。頌栄短期大学教員。 |
目次タイトル |
序章 |
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1 本研究の概要 2 用語の説明 3 先行研究の検討 4 本研究が歴史記述において重視する点 5 本書の構成 |
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第Ⅰ部 学校に行かない子どもの問題化と学校外における諸対応 |
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第一章 学校に行かない子どもの研究と専門的対応の開始 |
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はじめに 1 学校に行かない子どもの研究の開始 2 医師や行政職員による学校に行かない子どもへの対応 おわりに |
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第二章 教育問題の顕在化と学校外の学びの場の成立 |
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はじめに 1 大学と学問の問い直し 2 初等中等教育における教育問題の顕在化 3 「落ちこぼし」 4 補習塾による子ども支援 5 学校に行かない子どもへのその他の対応 おわりに |
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第三章 子どもの人権侵害と新しい教育の希求 |
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はじめに 1 子どもの人権侵害 2 新しい教育の希求 3 臨時教育審議会と「自由」 おわりに |
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第Ⅱ部 学校に行かない子どもに関する認識と対応の変容過程 |
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第四章 学校に行かない子どもに関する新たな認識の生成 |
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はじめに 1 学校に行かない子どもに関する渡辺の認識の変容過程 2 奥地親子の医療経験 3 希望会に参加した母親たちの変容 おわりに |
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第五章 「母親教師」としての奥地圭子 |
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はじめに 1 仕事と家庭の両立 2 「いのち」の授業と女であること 3 民間教育運動の問い直し 4 学校との訣別 おわりに |
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第六章 学校に行かない子どもの治療をめぐる論争 |
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はじめに 1 東京シューレの開設 2 学校に行かない子どもの治療への異議申し立て 3 学校に行かない子どもに関する稲村の認識と治療 4 奥地の主張とそれへの懸念 おわりに |
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第七章 学校に行かない子どもに関する行政の認識と対応の変容 |
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はじめに 1 学校に行かない子どもに関する実態調査 2 学校不適応対策調査研究協力者会議 おわりに |
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終章 |
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1 本研究の総括 2 インプリケーション 3 今後の課題 |
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付論 学校外の学びの場への通学定期券制度の準用過程 |
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はじめに 1 文部省のフリースクールに対する姿勢 2 通学定期券制度の準用過程 3 学校に行かない子どものための妥結 おわりに |