タイトルコード |
1000101142293 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
柳宗悦とウィリアム・モリス |
書名ヨミ |
ヤナギ ムネヨシ ト ウィリアム モリス |
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工藝論にみる宗教観と自然観 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
島貫 悟/著
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著者名ヨミ |
シマヌキ サトル |
出版地 |
仙台 |
出版者 |
東北大学出版会
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出版年月 |
2024.2 |
本体価格 |
¥7500 |
ISBN |
978-4-86163-392-8 |
ISBN |
4-86163-392-8 |
数量 |
5,253p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
750.21
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個人件名 |
柳 宗悦 |
注記 |
文献:p242〜248 |
内容紹介 |
なぜ工藝は人間にとって重要なのか? 民藝運動を主導した柳宗悦と、イギリスのアーツ・アンド・クラフツ運動の中心にいたウィリアム・モリスの工藝論を比較し、その背後にある宗教観・自然観との関わりを明らかにする。 |
著者紹介 |
埼玉県生まれ。東北大学大学院国際文化研究科博士後期課程修了。芝浦工業大学デザイン工学部非常勤講師。専門は美学、比較思想。 |
目次タイトル |
序章 柳宗悦とウィリアム・モリス-問題の所在 |
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第一節 近代における産業化と柳及びモリスの工藝論-比較の意義 第二節 先行研究の分析と本書の構成 |
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第Ⅰ部 柳の工藝論と宗教観・自然観のつながり |
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第一章 柳の工藝論と仏教思想 |
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第一節 柳の工藝論に対する肯定的評価と否定的評価 第二節 民藝論理解の一つの典型 第三節 民藝論の正確な理解に向けて |
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第二章 柳の工藝論における「自然」概念と宗教観のつながり |
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第一節 『工藝の道』における「自然」の三つの意味-仏・神・山川草木 第二節 『工藝の道』における「自然」概念と柳の宗教観・自然観 第三節 柳の「協団」論と宗教観・自然観のつながり-「無心の美」とキリスト教社会主義の融合 |
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第Ⅱ部 モリスの工藝論と宗教観・自然観のつながり |
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第三章 モリスの社会主義とキリスト教理解 |
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第一節 問題の所在 第二節 キリスト教の歴史に対するモリスの理解 第三節 神及び死後の世界についてのモリスの認識 |
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第四章 モリスの工藝論に宿る宗教性-ジョン・ラスキンからの影響 |
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第一節 モリスの宗教遍歴-幼少期からオックスフォード時代まで 第二節 モリスの工藝論の源泉-ラスキンの宗教観と藝術論 第三節 ラスキンとモリスの思想的関係 |
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第五章 モリスの工藝論と古代北欧思想のつながり |
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第一節 北欧思想がモリスに与えた影響-「社会主義の宗教」と後期散文ロマンスの自然観 第二節 モリスの工藝論と古代北欧思想 第三節 古代北欧思想と中世キリスト教の関係についてのモリスの理解-近代宗教学からの影響 |
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第Ⅲ部 柳とモリスの思想的関係の再考 |
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第六章 柳とモリスの美意識の比較 |
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第一節 柳から見たモリス 第二節 モリスの美意識-ゴシックの美を求めて 第三節 柳とモリスの美意識の共通性及び差異 |
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第七章 柳とモリスの工藝論及び宗教観・自然観の比較 |
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第一節 柳とモリスの工藝論の共通点 第二節 柳とモリスの工藝論の相違点 |