タイトルコード |
1000100597357 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
高安月郊研究 |
書名ヨミ |
タカヤス ゲッコウ ケンキュウ |
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明治期京阪演劇の革新者 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
後藤 隆基/著
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著者名ヨミ |
ゴトウ リュウキ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
晃洋書房
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出版年月 |
2018.2 |
本体価格 |
¥4200 |
ISBN |
978-4-7710-2991-0 |
ISBN |
4-7710-2991-0 |
数量 |
5,221,9p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
912.6
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個人件名 |
高安 月郊 |
注記 |
高安月郊略年譜:p218〜221 高安月郊劇作一覧:巻末p7〜9 |
内容紹介 |
近代日本演劇史の中で、かつて坪内逍遙、森鷗外と並び称された作家・高安月郊。今では歴史に埋もれてしまったその文業を実証的・多角的に究明し、明治30年代京阪演劇の革新的な運動の歴史を探る。 |
著者紹介 |
1981年静岡県生まれ。立教大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期課程修了。同大学社会学部教育研究コーディネーター。博士(文学)。専攻は近現代日本演劇・文学・文化。 |
目次タイトル |
序章 |
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一 逍遙・鷗外・月郊 二 三宅雪嶺が見た高安月郊 三 本書の構成 |
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第一章 高安月郊研究のために |
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はじめに 一 高安月郊略伝 二 詩史の中の高安月郊 三 大正期までの高安月郊 四 月郊評価再考の気運 五 月郊没後の研究史 六 月郊研究の現状 おわりに |
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第二章 高安家の系譜 |
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はじめに 一 高安家代々 二 高安家蔵『系図書及御先祖戒名』 三 香川琴橋と高安道純 おわりに |
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第三章 劇作家・高安月郊の出発 |
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はじめに 一 明治三十年代大阪における文壇と劇壇の接触 二 京都演劇改良会について 三 京都演劇改良会の発会 四 京都演劇改良会の改良理念 五 高安月郊の参画と京都文壇 六 福井茂兵衛と静間小次郎の距離 七 「月照」および「闇と光」覚書 おわりに |
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第四章 京都演劇改良会再考 |
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はじめに 一 演目変更騒動にみる第三回改良演劇の背景 二 「十年の恨」と「大丈夫」 三 第三回改良演劇の挫折 四 上演されなかった『レ・ミゼラブル』 おわりに |
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第五章 「江戸城明渡」考 |
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はじめに 一 初演までの経緯 二 「江戸城明渡」の初演と反響 三 活歴と正劇 四 可能性としての新旧演劇/俳優の調和 五 もうひとつの論争 おわりに |
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第六章 「浮世之責」考 |
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はじめに 一 明治期のユゴー受容と高安月郊 二 「あはれ浮世」と「浮世之責」 三 「浮世之責」における<独白> おわりに |
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第七章 「さくら時雨」初演考 |
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はじめに 一 先行研究 二 明治三十八年京都の顔見世興行 三 「さくら時雨」の初演 四 十六夜会と月郊交流圏 五 明治期の隆達節受容と岡本橘仙 おわりに |
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第八章 高安月郊と明治大正期の楽劇(歌劇) |
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はじめに 一 明治三十年代の楽劇(歌劇)熱 二 東京音楽学校関係者との協働 三 歌劇から唱歌へ 四 宝塚少女歌劇と「余吾の天人」初演 おわりに |